華麗なるギャツビー

劇場公開日:

華麗なるギャツビー

解説

1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化。1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランド。宮殿のような豪邸に暮らし、素性も仕事も謎めいた大富豪のジェイ・ギャツビーは、毎夜のように豪華絢爛なパーティを開いていた。そんなある日、ギャツビーは、隣人の青年ニックに自らの生い立ちを語り始めるが、あまりにできすぎた物語に、ニックはギャツビーが何か隠し事をしていると直感する。やがてギャツビーは上流階級の令嬢デイジーに心ひかれていくが……。ニック役のトビー・マグワイア、デイジー役のキャリー・マリガンらが共演。第86回アカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を受賞。

2013年製作/142分/G/アメリカ
原題または英題:The Great Gatsby
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2013年6月14日

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映画レビュー

2.5何を伝えたかったのか?焦点が定まっていない感が。

2014年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

この時代を題材にした映画が好きなので期待して観てみたが、結局何を伝えたいのか、よくわからない映画だった。
「ギャッビーの純真」なんだと思うのだが、なんかごった煮でぼやけてしまったような気がする。

いっそ「ギャツビーを誰もみたことがない」という当初の状況をそのままひっぱり最後まで不明な状況にして、実はニックの空想だったり、ニックの裏の顔がギャッビーだったという二重人格ものに仕立て上げたりしてもらったほうが好みだったかも。

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momokichi

2.5配役は良かったけど…

2024年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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なにわ

5.0名作

2024年9月8日
Androidアプリから投稿

高校生のときに読んだときは雰囲気はつかめたものの内容が腹に落ちなかった。村上春樹の翻訳版を読み直して、ようやく心から感動したのを覚えている。

夜通し繰り広げられる豪華なパーティー、豪邸、シルクのドレス、高級車、不倫、禁酒法下の酒場の解放感…。華やかな社交界をショーアップして見せるのはバズ・ラーマン監督の十八番。

映画の古典的で通俗的な狂騒感が、登場人物たちのそれぞれの下品さや、アメリカンドリームの幻想、人生=金の思考にピタリとマッチしていて面白かった。

トムとデイジー、デイジーとギャツビー、トムとマートル。全ての恋愛関係において実は全員がお金と地位のことしか考えていない。

マートルはトムに今の暮らしから引き上げてもらいたいと狙っている。
トムは貧しい出自のマートルと一緒になる気なんかない。上流階級のデイジーが必要。
デイジーはトムの不倫を知りつつ富裕層の生活を捨てられない。ギャツビーがお金持ちだからいっときは恋に落ちるが、死んでしまえば何食わぬ顔でもとの生活。
ギャツビーのデイジーへの一途な愛も「お金さえあれば何とかなる」と考えているあたり、裏返せば上流階級への憧れが執着の正体。

ではなぜギャツビーだけはグレートなのか。
それは、ギャツビーのキャラクターが、人間の様々な要素を〝全て〟ひっくるめているから。

貧しい農家、戦争、一流大学、マフィア稼業。上昇志向と努力と純情。自分で自分を鍛え上げながら、到達不可能な夢と愛を純粋に追い求めたギャツビーは、成金趣味でセンスは悪いけど笑顔が最高なのだ。シャイなのに前のめりなところや悲劇的な運命の哀愁も含めて〝全て〟を統合している。他の登場人物のキャラクターを全員束にしてもぜったいに敵わない。

色とりどりのシャツを一箇所に投げるシーンが象徴的だった。

ギャツビーが憑依したかのようなレオナルド・ディカプリオの多層的な魅力と、名曲「ヤングアンドビューティフル」のおかげで、私はしばらく余韻が抜けなかった。

最高の自分じゃなくても、存在そのものを愛されたいよね。私もギャツビー。

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Raspberry

4.0レオナルド・ディカプリオで有名な作品だけど、トビー・マグワイアの方...

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

レオナルド・ディカプリオで有名な作品だけど、トビー・マグワイアの方が印象的だったなぁ。

夫とギャッツビーの間をうろうろするデイジーが、いかにもありそうな女性像で…。

豪華絢爛なパーティーがこれでもかと続くので、絵的にとてもきれい。
時代物の装飾もファッションも車も楽しい。

ロバート・レッドフォードバージョンも観てみたいなぁ。

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zoumyao