マヤの秘密

劇場公開日:

マヤの秘密

解説・あらすじ

「ミレニアム」シリーズ、「プロメテウス」のノオミ・ラパスが主演と製作総指揮を務め、ナチスから暴行を受けた過去を持ち、妄想と現実を行き来する悪夢に囚われた女性の姿を描いたサスペンス。1950年代のアメリカ郊外。かつてナチスの軍人だった男から戦時中に暴行を受けたマヤは、街中で偶然その男を見かけ、復讐心から男を誘拐。夫のルイスの手を借りて自宅の地下室に監禁する。マヤは殺したい気持ちを抑え、男に罪の自白を求める。しかし、男は人違いだと否定し続ける。主人公マヤ役をラパス、監禁された男役を「スーサイド・スクワッド」シリーズのジョエル・キナマン、夫のルイス役を「夜に生きる」のクリス・メッシーナがそれぞれ演じるほか、リメイク版「ペット・セメタリー」のエイミー・サイメッツが脇を固める。監督は「ベツレヘム 哀しみの凶弾」のユバル・アドラー。

2020年製作/97分/G/アメリカ
原題または英題:The Secrets We Keep
配給:STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2022年2月18日

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映画レビュー

4.0ナチスの蛮行によって夫婦の信頼が試される

2022年2月28日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
村山章

3.5【”封印して来た悲しみの真実を、何としても聞き出す!”今作は脳裏から消えないナチスの蛮行の記憶と、それを地下室で聞き出すために繰り広げられる、囚われた男と捕らえた夫婦とのサスペンスである。】

2025年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー 今作の原題は、”The Seacrets We Keep"である。-

■1950年代後半のアメリカ郊外の住宅街が舞台。
 街中で男の指笛を聞いたマヤ(ノオミ・ラパス)は、ある悪夢が蘇る。
 その男は戦時中に自分を暴行したナチスの軍人トーマス・スタインマン(ジョエル・キナマン)らしき男だった。
 マヤは男を誘拐し、夫・ルイス(クリス・メッシーナ)の手を借りて地下室に監禁するが、トーマスと名乗るその男は人違いであり、自分はスイス人だと主張し続ける。
 当時の忌まわしい記憶が曖昧なマヤは、自宅の地下室で自白を強要し続ける。そこに妻の言い分が正しいのか、疑念を持つルイスも加わるのである。

◆感想<Caution!やや内容に触れています。>

・今作のフライヤーが、いつものように手元に有るのだが(何枚、持っているんだ!という声が聴こえてそうなので、キッパリ書くが1000枚位である、多分。)そこに記載された惹句には、「この女の悪夢は<妄想>か?<現実>か?」とドドーンと書いてあるのである。

・物語が進む中で、マヤが夫にも隠していた自分がロマの民であり、第二次世界大戦中に、ナチスドイツに囚われ乍らも脱出するが、その過程でナチス兵に見つかり妹ミリアを含めて、乱暴された事が明らかになる。

・一方、トーマスもスイスからアメリカに入国し、夫ある女性レイチェルと結婚したために、警察には被害を届けられない事も、明らかになるのである。

・マヤはレイチェル(エイミー・サイメッツ)に会いに行き、その事実が本当であると知る。つまりは、トーマスは過去を捨てて平和なる家庭を築いていたのである。

<今作は、第二次世界大戦時の中で引き起こされた出来事により、深く傷ついた男女と、夫々の夫、妻の姿を描く中で戦争の悲惨さとその中で生まれた狂気を背景にしながら展開される、先が読めないサスペンスなのである。>

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NOBU

4.0記憶

2022年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦争で精神状態がおかしくなった女性。
その女性が偶然に戦争時に性犯罪に遭う。
その加害者と偶然会う。
そして、彼女はその加害者を拉致してしまう。

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April

3.5ロマの復讐

2022年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1950年代のアメリカ。戦争末期にナチスによって暴行を受けた女性が結婚してアメリカに移住して幸せに暮らしている。ある日、町で忘れもしない「あの男」を見かけるのだが.... なかなかうまい語り口で面白い映画でした。

旦那さんはいかにもユダヤ人という風貌だが、そういう設定なんだよね。

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arlecchino