マイコ、実写版「ヤマト」経てアクション作出演に意欲満々
2010年11月30日 07:47

[映画.com ニュース] 女優のマイコの、映画やドラマへの出演が相次いでいる。最新作は、木村拓哉主演のSF超大作「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。同作で、クールで強い女性という新境地を開拓したマイコに、話を聞いた。
マイコにとって、なじみの薄い国民的アニメ「宇宙戦艦ヤマト」だったが、実写映画化は特別な企画だと感じていたという。「聞いたことはありましたが、いろんなアニメがごっちゃになっていて、どんな話だったのか分かっていなかったですね。ただ、ものすごく大きなものなんだとは思っていました」
マイコ扮する相原は、緒形直人演じる航海班長・島の指揮下で、通信全般・索敵・情報解析を担当するクルーという役どころ。アニメ版の設定は男性だったため、「役づくりの参考にしようと思ったんですが、そこは忘れて現場で感じたことを演じようと思って臨みました」と説明する。撮影現場は、バトルスーツを身にまとった瞬間、リアルな世界に移ったそうで、「(役の)肉付けは現場で得た情報や目に飛び込んでくるものでつくっていきました」と話す。
昨年は「カフーを待ちわびて」を皮切りに、「山形スクリーム」「スノープリンス/禁じられた恋のメロディ」「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」と話題作に軒並み出演した。今年はこれまで、「龍馬伝」「新参者」とテレビドラマを中心に活躍。女優デビュー作となった「山のあなた 徳市の恋」から足掛け3年。がむしゃらに駆け抜けてきたが、「分からないことは聞く。分からないままにしない」ことを常に心がけているという。

そんなマイコにとって、今作は「今までの現場で一番難しかった」と述懐。「楽しい思い出もたくさんありますけれど、撮っているときは怖くて、苦しくて。早口でセリフを言うのは得意ではないけれど、今までにないキャラクター。どの現場も勉強になりますが、ふだん経験できないことを学ばせてもらった」と安どの表情を浮かべた。
これまで、「いずれは強い女性役を演じてみたい」と口にしてきた。その思いは念願成就しただけに、今後は「コメディもやりたい。それと今回、私は座ってやり取りをすることが多かったので、武器を持って一緒に戦うアクションをやってみたいです。キーボードをたたくのではなくて、戦う強い女性を演じることにあこがれます」と目を輝かせた。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、12月1日から全国で公開。
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