LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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前半の少女が次々と人を殺していくシーンに顔を背けたたくなったが中盤...
前半の少女が次々と人を殺していくシーンに顔を背けたたくなったが中盤からはここまでのローガンの長い道のりも思い出され感動。X-MENシリーズの集大成がアクション映画ではなくヒューマンストーリーとして終えたコトがすごい。
オマケになるがシェーンの名場面、セリフが被るのもクラシック映画ファンとしては嬉しかった。
ひとつのおわり
吹き替え版を鑑賞。
親子のロードムービーになっています。Xメン知らないとキャラクターの相関関係が分かりづらいかな。いきなり手から爪生えるしね。
Xメン前提で皆さん観ているのでいいのでしょう。
そのあたりが惜しいところ。
でも、ヒーローの最期が何とも言えないのです。
現実となにも変わらない。それをマーベルが映画化したことが素晴らしいこと。
迫力があるアクションもいいけどドラマがあるマーベル映画も良いです。
今までなら好きだったかも
このシリアス路線、今までなら好きだったかもしれないが、最近のxmenシリーズの終焉感、ヒュージャックマンの老い、なんかシックリこなかった。それと主要人物をドンドン殺していくストーリー展開はないな。仮にリアル重視でそうしたとしてもあの程度ストーリーじゃもったい無さすぎる。
全体のストーリーも三流な感じしかない。
泣けた〜…>_<…
ミュータントもの、アメコミ系に特に深い思い入れがなく、あまり期待していなかったのですが、他に観たいものがなく…、そんな思いで観たのに。
元々ヒュー・ジャックマンファンでしたが、見事な老いの演技。娘のミュータント感もすごかったけど(笑)、やっぱり介護までする人間臭さや、薬打った後のギャップ…色々キュンキュンしながら観てました。
色んなシーンで首が飛ばされたり投げられたり、ストーリー展開にも多少疑問があるかもですが、そんなものも全てひっくるめて、ヒューの人間観が透けて見えた、熱の込もった演技に敬意を表したいと思います。
アクションとヒューマンドラマの快作
XMENシリーズはいずれも、単なるヒーローアクションの映画ではなく、ミュータントとして生きている自分自身のアイデンティティの相克がテーマになっている。
本作も例外ではなく、悩める主人公が迫り来る敵と戦いながら、自身のレーゾンデートルを模索し続けるという二重構造の奥行きを持っている。そこに少女が加わって、物語は立体的に進んでいく。
兎に角ヒュー・ジャックマンがいい。肉体は衰えても百戦錬磨の中年男らしく胆の据わった主役にぴったりの堂々とした演技だ。これまでのXMENの役柄とは一味違う深みがある。
わかりづらい設定も、ストーリーが進むにつれて徐々に明らかになっていく。決して説明的ではないところがいい。
結局家族が一番という世界観はいかにもアメリカ映画の定番だ。よく考えたら、アメリカで軍事小説とスパイ小説のベストセラー作家であるトム・クランシーもロバート・ラドラムも底流にあるのは家族が一番大事という考え方だった。アメリカという国は、信じられるものが家族だけだった開拓時代の心情がいまだに民衆の心の底に色濃く残っているようである。それはそれで悪くはないが、世界観の広がりを制限してしまっているのは否めない。
本作品もそんな世界観にどっぷりはまってはいるものの、映画自体としてはストーリーも演出も演技もカメラワークも一級品で、とても楽しめる快作である。
寂しいが、これが現実
と言いながらミュータントに老いがあるなら、家族を持たない人の最後は、もっと寂しいがものになるが、どこか繋がりのあるそれも自分より遥かに若い年代の人から見送られるならそれはかなり幸せなことだろうと思う。
さて映画の内容は、X MENシリーズのどれにも似ておらず、清涼感など全く感じられない。これをウルバリンプァンではない人に見せるのはどうだろう、
老いには、勝てぬ(´Д` )
老いたウルヴァリンというのは、新鮮?な設定で、且つロードムービー。
話も世界救わず、こじんまりした展開。
良い切り口ではあるんですが所々??な部分があり、悪くは無いんですが今一歩と言った感じです。(ウルヴァリン・SAMURAIよりか余程良いです。(笑))
疑問点として、ミュータント兵器として生み出された子供達。新たな兵器の開発に成功して(其れがクローンウルヴァリン)お払い箱となり、処分されるところを良い研究員の手引きで、脱走。
これは、いいんですがならば、研究所側は捕獲ではなく抹殺に動くと思うんですよ。
なのに捕獲しようとする、何故?
ラストでも捕まえようとします(そこをローガン・ローラコンビがバッサバッサ切りまくる。)超能力があるとはいえ殲滅にかかるべきでは?情報漏洩を気にするなら、死体にしてから、回収すればいいわけで。
まあ、これはアメリカのR指定に引っ掛かるからかも知れませんが、それで話に説得力が無くなるのでは??と思ってしまいます。
大人殺すのはよくて子供殺すのはNG?
後、話的に、チャールズは、序盤で退場すべきだったかと。ローラは、当初チャールズになついている感がありました。そのせいかローガンとローラの親子愛的な感情の流れが弱く感じました。ロードムービーなので、二人での逃避行に焦点を当てて描けば、最後の別れが、より一層良くなったかと、個人的には思います。
ボケたチャールズを甲斐甲斐しく介護するローガン。
かつての隆盛は何処へやら。
そこだけなんだかリアル(笑)
発作的に超能力発揮して、人類抹殺されたらたまったもんじゃない(笑)
X-MENシリーズを全く見たことがない人は、以下の4つを頭に入れて...
X-MENシリーズを全く見たことがない人は、以下の4つを頭に入れておくといいと思います。
1.シリーズの世界観
突然変異によって人間から進化し生まれた新たな種・ミュータントは、それぞれが多様な特殊能力を持ち、人間たちから差別を受けていた。押さえつけられたミュータントと人類は度々戦争の危機に見舞われていた。
2.X-MEN
人類・ミュータント間の争いを食い止め、両者の共存を目標とするミュータントのチーム。
3.ローガン/ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)
本名:ジェームズ・ハウレット。驚異的な治癒能力を持つミュータントで、両腕には出し入れ可能な大きな爪が入っている。彼を利用しようとした研究者により破壊不可能の特殊金属アダマンチウムで骨格(両腕の爪を含む)をコーティングされ、より強靭な肉体となった。その後X-MENのチームに加わり、世界の平和を守る一員として活躍した。
4.チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)
世界一のテレパスで人の心を読む・操る・記憶を操作するなどの能力を持ったミュータント。いろいろあって下半身不随。X-MENの創設者で、ローガンをチームに引き入れた。ミュータントのための学園も経営し、人類とミュータントの共存を目指して活動していた。周りからはプロフェッサーXと呼ばれていた。
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作中ではX-MENの活躍がコミックとして出版されている設定。いわゆるヒーロー漫画として英雄的な側面が強調されており、ローガンは『殆ど嘘っぱち』『タイツ着て人の命が守れるか!』などと突っ込んでいる。
これは、
「今までキャッキャ喜んで見てきたX-MEN映画、延いてはヒーロー映画も、現実の世界で同じことが起これば、もっと悲惨だ」
というメッセージと受け取れるわけで、観客にとっては今までの実写版X-MENシリーズが“虚構”であり、この作品が“現実”であることを突きつける。
アクションシーンの残虐性、とんでもなく悲しいストーリー展開は必然だ。
似たようなテーマの作品としては「キック・アス」や「スーパー」なんかも挙げられると思うけど、この「LOGAN」は前者のようなポップさは微塵もなく、ひたすら重い…。ヒーローそのものの悲劇を容赦なく徹底的に描いた挑戦的な作品だ。
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吹替ではダフネの声を鈴木梨央ちゃんが担当しているが、ハツラツとした彼女にローラという役はちと暗すぎる。悪くはないけど絶賛もできない。わざわざ子役にやらせなくても、大人の女性声優に任せるのがベストだったかも。
ヒューの吹き替え山路和弘さんは、ヒューとともに今回が最後になるわけで、いつも以上に大事に演じていたと思う。ウルヴァリン×山路和弘がもう見られないかと思うとホント寂しい…。
パトリックの吹き替えは大木民夫さんから代わって麦人さん。テレビ版からの人選だ。大木さんは現在89歳で、チャールズ役にもピッタリなだけに残念だけど、麦人さんの吹き替えもすごく良いので、ぜひ吹替版もチェックしてほしい。
他にも「チャッピー」の川島得愛や「ヒックとドラゴン」のヒック役・田谷隼らが吹替版に参戦している。
悲しすぎる展開に
人間の強さ、弱さ、醜さ、素晴らしさすべての要素が描かれ重くのしかかってくる。
みた人が少なからず、自分の生き方について振り返る時間を与えてくれる作品だと思う。
天才や、能力のずば抜けた人はいなくなり、凡人がいつの世も生き残るという映画ではよく描かれているテーマを違う角度から考えさせてくれる。
ミュータントはあまりでない。
ヒュージャックマンの演技はすごかった。
そしてあの女の子はすごかった。
しかし今作はどこかの繋がりがある「X-MEN」シリーズではないと思いました。
なのですごいミュータントが出てきてどんぱちをひたすらやってる作品ではない。
でも見ると人間性がすごく出てくる作品でした。マーベルシリーズではちょっと異端でありながら最高です。
やっと終われる〜〜
一欠片も興味のなかったアメコミ映画に私を引きずり込んだ
ヒュー・ジャックマンに感謝とお疲れ様の花束を!!
ド派手なCGが売りのアメコミ映画としては
この作品は確かに地味かもしれない。
けど、この映画自体は立派なアメリカ映画の王道的な
ノワール系ロードムービーとして目の肥えた大人の映画ファンも
十分堪能できると思います。
マーベル映画で泣かされたしまった!
ヒュー・ジャックマンの
「様々な悲しみを背負ったウルヴァリン」には相応しいなあ〜。
尻切れとんぼでなく、
ちゃんと最後を飾ってもらったスーパーヒーローは
彼だけかもしれないですね。
何より「ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン」が
好きだった私にとって
どうしても観なくてはならないシリーズが
これで一つ完結してくれて本当に良かった〜〜
お財布的にも時間的にも
ウルヴァリン同様、ちょっと限界が来てたので〜〜(笑)
それと、いいところで「ER」のベントン先生
エリック・ラ・サールが出て来ます。
懐かしかった!
せつない
ローガンが、死ぬなんて・・・。
心にポッカリ穴が空いてしまいました。
悲しすぎる。
子供達に未来を託して・・的な。
吹き替えで見たけど、ローラの声が合ってなかったなー。字幕で見ればよかった。
子供が殺し過ぎたし、どんどん残虐なシーンが増えるのは時代的にしょうがないのかもしれないけど、ちょっとなーと、思う。
ラストの追われてるところも、みんなもっと頭使って、凄い能力持ってんだから・・と、思うよ。全く。
でも、ローガン・・かっこよかったぜ!!
「切ない」「辛い」けれども「繋がる」おはなし。
切ない。最初から最後まで切ない。「なるべくしてなる物語」からは誰も逃れることができないという辛い現実。それでも受け継がれるものはあり、繋がる絆もちゃんとある。それがこの作品の核。この「前日譚」も(辛いだろうが)見届けたい。ローラ役のダフネ・キーンが溜まらなく良い表情をするのとバツグンの身体捌きがカッコよくて見惚れる。ポップコーン度はもちろん、ゼロ。
TOHOシネマズ新宿(IMAX)にて観賞
20年近くも、しかも興行の第一線でウルヴァリンを演じきったヒュー・ジャックマンに先ず敬礼。
苦悩が刻み込まれた面構えの熱演は、看板ロールを葬るに相応しい。
これを継ぐダフ・キーンも面構えと獣みたいな姿勢が素晴らしい。
2人だけの道中は、70年代ロードムービーの味わいがある。彼女が眠るウルヴァリンと運転を替わるシーンは特に味わい深いし、ラストの『シェーン』の引用からの「十→X」は心が泣く。泣く。
しかし、残念ながら追跡する悪の組織が歯応えが全く無いため、アクションパートは盛り上がらず作品評価は下げざるを得ない。
ボイド・ホルブルックは出だしこそ不敵だが、義手も活かせない体たらくでメインヴィランとして圧倒的に役不足。
黒幕博士も因縁のストライカーと関係なく、よくある人物像でおまえ誰や状態。
秘密兵器も最強感は不足で、知性の無いCGじゃあ対決も上がりようがない。
もっと悪役が良ければ年間ベスト級だった。惜しい。
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