LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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老ヒーロー
ヒーローの老いを描いた作品。日本での「仮面ライダー1号」「電人ザボーガー」などとは違い、ひたすらシリアスに老いと向かい合っていました。
プロフェッサーXのボケ老人は衝撃です。
歳をとってきて発生してくる絶望感、いわゆるミドルエイジクライシスをジワーっと描いてました。
もうすぐ50歳になる私には他人事ではない感じです。沁みます。
傑作だと思います。
Xメンはこれでおしまいにすれば美しいんじゃないでしょうか。続くんでしょうけど。
ウルヴァリンと言う最後のX-MEN
まず、作品評価する前に制作者側はこれでいいのか?
X-MENメンバーで一番人気の高いウルヴァリン。
興業成績も良かったドル箱シリーズもこれがラスト。
勝手な想像なんだがウルヴァリンを不動の人気者に
押し上げたヒュー・ジャックマンの意向が強いの
だろう。
もちろん、ハリウッドはヒューに替えて新しい
ウルヴァリンを立ててシリーズを続ける事が
出来たはずだがそれほど役者と役柄が一体化
した作品だったと言うことだろう。
そのシリーズ作最終話はとてもとても哀しい。
老いたヒーローは終わり、そして希望の光。
洒落ではないがローガンが老眼鏡かけたり
チャールズがアルツハイマーだったり
ヒーロー達の晩年はリアルに悲惨だ。
ストーリーは自分にとっては驚き。
地球を守るヒーローの環境が何十年も飛んでいて
その理由や、やや荒っぽくわかりづらい。
ミュータントが死に絶え、残った二人も
よぼよぼでとてもかっこよさなんて残っていない。
ある意味ファンには一番見たくないストーリー。
だから希望を垣間見せバランスとったのか。
いずれにせよ、プロフェッサーの最後も
親友同士マグニートも出して欲しかったなあ。
老いて死にかけててもヒーローはヒーロー。
最後は有終の美として語り継がれるであろう。
さらば、ウルヴァリン。RIP。
さて、新X-MENシリーズも稼働するみたいで
二人のX-MENの物語はこれまで最後。
新たな時代を担うニューヒーローの
登場を待つとしよう。
なかなか良い映画だと思います!
ヒューさんやっぱり上手ですね!なんにでも反抗するような態度や雰囲気を醸し出すサイコーです!しかし、それよりも驚いたのがローラ役の女の子!この子の表情や声は、底知れぬ女優の能力の高さに感服する!!まずは、見ることお勧め!
不死身
ローガンの治癒力が疲弊するという前提を無理やり作ったのを見た瞬間、この映画の結末が見えてしらけるストーリー。
この時期に治癒力が衰退するなら過去にすでになっていただろうと考えながら釈然としない状態で見続ける。
無敵だとストーリーが思いつかなくなって
お決まりの路線を選んだという三流ストーリーに寂寥感を禁じ得ない。残念な作品がXMENで続いている。
寂寥感などという誰も使わないような文語調のことばを出してしまったので下に意味を載せます。
寂寥感
読み方:せきりょうかん
さびしく、わびしい様子。
終わらない男の終わり、そして…
とても面白かったです!
ヒュージャックマン演じるローガンの集大成でした!
今回のテーマは、世代、受け継がれて行く意志、そして家族だと思いました。
時代は流れるもので、世界は変わり、世代も代わる。
今まで前線で活躍していたウルヴァリンやチャールズ達もまた同じでした。
これまでミュータントを導いてきたチャールズからウルヴァリンへ、だれよりも傷つき、失ってきたローガンからローラへと世代は変わっても受け継がれて行く意志を感じました。
そして、渡すものと貰うものの間に生まれる家族のような絆。
ラストの旧世代から新世代へのXという意志の継承。
とても素晴らしい作品でした。
以外な結末でした
Xメンの中心的存在の最後は見たい様で見たくなかった気もします(*_*)
特殊な能力を持っていても、老いには勝てないという事ですね!
今後は、ヒュージャックマンのウルヴァリンは見られなくなると思うと寂しくなりますね!
これでいい
この作品は賛否が分かれるかなって思いますね
昨年公開された「クリード」など1980〜2000年代を飾ったキャラクター、主役達もいつかは終わりが来ることを感じさせられる1本ですね。
どう終わらせるかって考えた時に、ローガンの終わり方は、これで良いと個人的に感じます。
Xmenのストーリー上、娘がミュータントの設定は、仕方ないのかなと思いますし、その設定を入れなくても賛否は起こると思います。
ローガンに、ようやく死に場所が出来て、娘が居てくれて・・・それで良いのかなっと。
なので、個人的には続編は作らなくて良いかなと思います
良い作品だと思いました。
PG-15の作品ですが、しょうがないですね。戦闘シーンは、やはり子どもに見せられるものではありません。
自分の命を守るためですが、そこまでやりますか、って思っちゃいます。特に少女があんなに残酷に、ってショックを受けます。
ローガンにとってチャールズは、父のような存在なんでしょうか?なぜ閉じ込めているのか?目の前に現れた少女は何者なのか?観てみるのは、いかがでしょうか?
殺人鬼目線のホラー映画!?
あんまし好きではないX-MENシリーズ。
中では好きな方だった『ウルヴァリン X-MEN ZERO』。
でも『ウルヴァリン SAMURAI』は、つまらなかった…
ただ、凄く評判も良いので迷ったあげく鑑賞。
ウルヴァリン シリーズは、何が良いかって、ミュータントがあんまし出てこないのが良い(^^)b
今回も、ミュータントがいなくなった世界が舞台なので、もちろん少ない(いない?)。
ミュータントが少ない分、変にエピソードを詰め込んで話がややこしくなったりしないし、単純なストーリーで解りやすくて良い(^^)b
でも、今回のウルヴァリン、敵の殺し方が酷い…
頭をぶっ刺して殺しまくり。
今までこんなに酷かったっけ?
とにかく血しぶきが飛び散る、もはやスプラッターホラー映画でした(^_^;)
ってゆーか、準主役の女の子12歳(?)なのに、あんな殺人鬼みたいな役やらせて大丈夫なのか!?
独特の寂寥感の漂う良い作品
映画『ローガン』見て来ました。今までのX-MENシリーズとは一線を画する作品になっていますが、独特の寂寥感の漂う良い作品になっています。
時は2029年、ミュータントは殆ど滅んでいて、なぜそうなったかは物語の最後の方で明かされます。ローガンも随分と衰えていて、そのローガンが、新しいミュータントの少女ローラを助けるために、自らの命を賭ける、という物語。
最後に、映画『シェーン』のセリフが出て来ます。今更ながらですが、名作だと思います。
とりあえずこのシリーズはおしまいですが、ローラを中心に次回作も作れそうな気配です。
号泣しました。
マーヴェル作品の中で、私が1番好きな作品が、ウルヴァリンシリーズです。
マーヴェル作品が公開される度、必ず父と映画館に行くのですが、今回も観に行く事になった時、過激なシーンやR15指定がついてしまう作品は、苦手で観るのが怖かったのですが、ウルヴァリンシリーズ最後という事で観に行ってきました。
1番気にしていた過激なシーンも、かなりスパスパといくので、逆に気にならず観れました。
ウルヴァリンサムライ同様、彼が、関わると周りの罪の無い人間が必ず巻き込まれてしまう。故に、私には、ウルヴァリンが心を閉ざしてしまっているような印象に見えているので、観ていてとても切ない気持ちでいっぱいで、チャールズの最後のシーンでは、涙が止まらず号泣してしまいました。
ローラは、最初チャールズだけには心を開いていて、チャールズの出した食事を食べたり、薬を飲ませたり一緒に映画を観たりするシーンがとても好きでした。
不老不死だった彼の最後は、とても切なく悲しい、そんな結末だったと思います。でも、沢山の犠牲者の上に存在してきたウルヴァリンにとって、この死は、望んでいたのかなとそんな気がしました。
老い
老いという要素が、肉体的にも精神的にも現実に近づける
ヒーローであってもそれは例外ではなく
だからこそ、子供たちは自分たちの失望を変えられる希望
子供いないから、しかたない
できるだけ失望を回収して生きていくか…
人情溢れる人間ドラマ
今までのシリーズはスピンオフも含めて能力者同士のバトルをCGやVFXなどを使って迫力ある映像にしてましたが、今回は前作のフューチャー&パストから20年後?のミュータントが絶滅した世界が舞台なので、派手なミュータント同士のバトルはありません。ローガンとローラのウルヴァリンの爪のアクションや他の子供達の能力は多少見られます。
ヒトってやつは。。。
「X-メン」(ブライアン・シンガー監督 2000)で初めてスクリーンに登場したウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)のラストステージである。
前作では、この世界観になじめなかった感じのジェームズ・マンゴールドであったが、今回は、自分のフィールドに近いほうにもってきた感があり、一味違う作品になっている。
ミュータントも「継承」するということか。その儀式のような映画であった。
ドラマ部分の演出力はもちろんあるのだが、アクションシーンにも見るべきものがあった。
だから余計にドラマ部分が引き立つのだ。
いつの世も、ヒトのやることは愚かしい。
良かった
X−MANシリーズはあまり興味がなかったが、評価が高いので見たら、おもしろかったし、色々と考えさせられました。かっこよかったヒーロがボロボロになった後も頑張る姿は、中年の自分にとっても痛々しく感じました。
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