全米映画ランキング : 2022年7月29日~2022年7月31日

全米映画ランキング:2022年8月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年7月29日~2022年7月31日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 DC がんばれ!スーパーペット

DC League of Super-Pets
「DC がんばれ!スーパーペット」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 23,000,000 23,000,000
2 1 NOPE ノープ

Nope
「NOPE ノープ」

Universal
(東宝東和)

2 18,550,000 80,583,425
3 2 ソー ラブ&サンダー 4 13,075,000 301,522,269
4 3 ミニオンズ フィーバー 5 10,880,000 320,410,625
5 5 トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
「トップガン マーヴェリック」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

10 8,200,000 650,103,700
6 4 ザリガニの鳴くところ

Where the Crawdads Sing
「ザリガニの鳴くところ」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 7,525,000 53,526,201
7 6 エルヴィス

Elvis
「エルヴィス」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 5,830,000 129,000,707
8 8 ブラック・フォン

The Black Phone
「ブラック・フォン」

Universal
(東宝東和)

6 2,500,000 83,119,245
9 9 ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 8 2,080,000 369,492,845
10 Vengeance

Vengeance

Focus Features

1 1,750,000 1,750,000

「DC がんばれ!スーパーペット」が初登場1位!【全米映画ランキング】

7月最後の週末は、北米の映画館にとって、またもや低迷した興行となりました。トップ10の全作品が再び興行収入100万ドル以上を稼いだものの、トップ10の累計興収は、この2カ月で最も少ないものでした。

首位は、ワーナー・ブラザースのスーパーヒーローアニメ「DC がんばれ!スーパーペット」。興収は2300万ドルを記録しましたが、9000万ドルという巨額の予算は回収できていません。同作は、誘拐されたスーパーマンを救出する、スーパーパワーを持つ犬クリプトを主人公にしたファミリーSF映画。「レゴバットマン ザ・ムービー」の脚本家として知られるジャレッド・スターンが、サム・レバインと共同監督を務めています。「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」のふたり、製作も担うドウェイン・ジョンソンと、ケビン・ハートが声優として参加し、再タッグを組んでいます。

一方、ユニバーサルのサスペンススリラー「NOPE ノープ」は2週目を迎え、先週末から58%減となりました。上映館はやや拡大され、興収1850万ドルで、2位の座を獲得。累計興収は8000万ドルとなり、2週目で、予算6800万ドルを上回っています。ソニーのミステリースリラー「Where the Crawdads Sing(原題)」は引き続き快調に推移し、興収750万ドルで、6位にランクインしました。

トップ10入りした新作は、フォーカス・フィーチャーズの「Vengeance(原題)」。このコメディスリラーは、「イングロリアス・バスターズ」のB・J・ノバクが監督・脚本を担当し、過去の浮気をめぐる殺人事件の謎に挑むラジオ司会者の役で出演しています。「ブラック・フォン」のジェイソン・ブラムが製作、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の主題歌「No Time To Die」をプロデュースし、第94回アカデミー賞の主題歌賞を獲得した、ビリー・アイリッシュの兄フィニアス・オコネルが音楽を手がけました。興収170万ドルをあげ、10位となりました。

2022年8月1日更新 Dan Knighton

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