全米映画ランキング : 2022年4月15日~2022年4月17日
全米映画ランキング:2022年4月19日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2022年4月15日~2022年4月17日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore | 1 | 43,000,000 | 43,000,000 | |
2 | 1 | Sonic the Hedgehog 2 | 2 | 30,000,000 | 119,612,388 | |
3 | 3 | The Lost City | 4 | 6,500,000 | 78,575,759 | |
4 | 6 | 3 | 6,187,118 | 17,696,059 | ||
5 | 初 | Father Stu | 1 | 5,700,000 | 8,027,000 | |
6 | 2 | Morbius | 3 | 4,700,000 | 65,118,131 | |
7 | 4 | Ambulance | 2 | 4,040,000 | 15,649,040 | |
8 | 5 | The Batman | 7 | 3,800,000 | 365,035,121 | |
9 | 初 | K.G.F: Chapter 2 | 1 | 2,875,000 | 4,602,000 | |
10 | 7 | Uncharted | 9 | 1,170,000 | 144,985,555 |
「ファンタビ」新作が首位デビュー!「ソニック」新作も引き続き健闘
4月の第3週目の週末、全米ボックスオフィスは前週の「ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ」のサプライズ大ヒットの後、一転して低調になりました。ワーナー・ブラザースの「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は、オープニング興収で4300万ドルを記録。シリーズ11作目の本作は、ハリー・ポッターフランチャイズのなかでは最も厳しい出足となり、シリーズの人気に陰りが見えていることがうかがえます。4年前に公開された「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のオープニング興収は6200万ドル、また、11年前の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は1億6900万ドルのオープニング興収を記録しており、どうやらこの時代が本シリーズのピークだったと言えそうです。
パラマウントは、最新作「ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ」をさらに多くの劇場に投入することで、やや盛り上がりに欠ける「ファンタスティック・ビースト」とシェアを争いました。その結果、週末の興収は3000万ドルを記録し、「ファンタスティック・ビースト」に次ぐ2位を獲得。また、同スタジオのアクションコメディ「ザ・ロストシティ」が引き続き好調で、650万ドルを記録。週末の3位をキープしました。
評判の良いA24の「Everything Everywhere All at Once」は、口コミで成果を上げています。6位から4位にランクアップし、前週を上回る610万ドルの興行収入を記録しました。これは劇場での公開期間がほぼ同じである「ザ・ロストシティ」と並ぶ記録です。「ザ・ロストシティ」と比較して3分の1の低予算で製作された作品であることを考えると、快挙と言えるでしょう。
2022年4月19日更新 Dan Knighton