全米映画ランキング : 2021年6月25日~2021年6月27日

全米映画ランキング:2021年6月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2021年6月25日~2021年6月27日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ワイルド・スピード ジェットブレイク 1 70,000,000 70,000,000
2 2 クワイエット・プレイス 破られた沈黙 4 6,200,000 136,388,000
3 1 ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2 4,875,000 25,873,686
4 3 ピーターラビット2 バーナバスの誘惑

Peter Rabbit 2: The Runaway
「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 4,850,000 28,855,000
5 5 クルエラ

Cruella
「クルエラ」

Walt Disney
(ディズニー)

5 3,725,000 71,302,235
6 4 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 4 2,920,000 59,133,000
7 6 イン・ザ・ハイツ

In the Heights
「イン・ザ・ハイツ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 2,230,000 24,162,000
8 7 スピリット 未知への冒険 4 1,030,000 15,841,000
9 8 マイティ・マイツ 12人の屈強な戦士たち 2 591,917 2,293,909
10 Mr.ノーバディ

Nobody
「Mr.ノーバディ」

Universal
(東宝東和)

11 560,000 26,728,000

「ワイスピ」最新作、コロナ禍以降最高のOP興収で首位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、コロナ・パンデミックにより公開が1年以上延びた人気アクションシリーズ待望の最新作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」がついに公開され、約7000万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを飾った。

「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(約4750万ドル)の記録を抜き、コロナ・パンデミック以降最高のOP興収でスタートした同作。6000万ドル以上のOP興収を出したのはコロナ禍以前の20年1月に公開された「バッドボーイズ フォー・ライフ」(約6250万ドル)以来1年半ぶり。営業を再開している北米の劇場は8割ながら、今年の独立記念日興行を前になんとかコロナ禍以前の賑わいを取り戻した格好だ。

中国などでは1カ月以上前から公開されており、先週末の北米興収を合わせると全世界興収は4億ドルを突破。全世界興収5億ドル超えとなれば、19年12月公開の「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」以来となる。

2位は前週と変わらず「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」。先週末は約620万ドルの興収で、累計は約1億3600万ドルに。前週首位から陥落したライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン主演によるアクションコメディシリーズ第2弾「Hitman's Wife's Bodyguard」は3位に。4位には実写版「ピーターラビット」の続編「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」が続いた。

コロナ禍のため昨年はなかった独立記念日興行を迎える今週は、ドリームワークス・アニメの新作「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」、人気ホラーシリーズ第5弾「The Forever Purge」などが公開される。

2021年6月29日更新 藤井竜太朗

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