全米映画ランキング : 2019年12月20日~2019年12月22日

全米映画ランキング:2019年12月24日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年12月20日~2019年12月22日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け 1 175,500,000 175,500,000
2 1 ジュマンジ ネクスト・レベル

Jumanji: The Next Level
「ジュマンジ ネクスト・レベル」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 26,125,000 101,936,365
3 2 アナと雪の女王2

Frozen II
「アナと雪の女王2」

Walt Disney
(ディズニー)

5 12,300,000 386,533,961
4 キャッツ

Cats
「キャッツ」

Universal
(東宝東和)

1 6,500,000 6,500,000
5 3 ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 4 6,125,000 89,573,909
6 19 スキャンダル

Bombshell
「スキャンダル」

Lionsgate
(ギャガ)

2 5,075,000 5,484,281
7 4 リチャード・ジュエル

Richard Jewell
「リチャード・ジュエル」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 2,565,000 9,542,659
8 7 クイーン&スリム 4 1,850,000 36,598,765
9 5 ブラック・クリスマス 2 1,800,000 7,248,650
10 6 フォードvsフェラーリ

Ford v Ferrari
「フォードvsフェラーリ」

20th Century Fox
(ディズニー)

6 1,800,000 101,961,608

「スター・ウォーズ」最終章、新三部作では最も低いOP興収に

先週末の全米ボックスオフィスは、この冬最大の話題作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」が公開され、約1億7550万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

1977年夏に公開された第1作以来、42年にわたり人気を博したメガヒットSFシリーズの最終章だったが、OP興収はディズニー配給で製作された新三部作のなかでは最も低く、第7作「フォースの覚醒」の約2億4700万ドル、第8作「最後のジェダイ」の約2億2200万ドルには遠く及ばず、寂しいフィナーレになった。

2位は前週首位の「ジュマンジ ネクスト・レベル」で、累計は1億ドルをちょうど超えたところ。3位「アナ雪2」の累計は約3億8600万ドルを記録し、年内に4億ドルを超える見込み。

そして、OP興収約650万ドルで4位デビューとなったのは、アンドリュー・ロイド・ウェバーの名作ミュージカルを「英国王のスピーチ」「レ・ミゼラブル」のオスカー監督トム・フーパーが実写映画化した「キャッツ」。ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジュディ・デンチ、レベル・ウィルソン、イドリス・エルバ、イアン・マッケラン、ジェームズ・コーデンといった豪華キャストを配して話題を集めていたが、レビュー・興行ともに厳しいスタートとなった。

その他、米FOXニュースの初代CEOロジャー・エイルズのセクハラ・スキャンダルをシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの3大スター女優競演で描いた実録ドラマ「スキャンダル」が拡大公開により6位にランクインした。

クリスマスを迎える今週はアダム・サンドラー主演のサスペンスドラマ「アンカット・ダイヤモンド」に、「レディ・バード」のコンビ、グレタ・ガーウィグ監督&シアーシャ・ローナン主演の「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」などが公開となる。

2019年12月24日更新 藤井竜太朗

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