全米映画ランキング : 2019年11月15日~2019年11月17日

全米映画ランキング:2019年11月19日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年11月15日~2019年11月17日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 フォードvsフェラーリ

Ford v Ferrari
「フォードvsフェラーリ」

20th Century Fox
(ディズニー)

1 31,037,000 31,037,000
2 1 ミッドウェイ

Midway
「ミッドウェイ」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

2 8,750,000 35,140,773
3 チャーリーズ・エンジェル

Charlie's Angels
「チャーリーズ・エンジェル」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 8,600,000 8,600,000
4 3 ファイティング・with・ファイア 2 8,550,000 25,497,824
5 4 ラスト・クリスマス 2 6,700,000 22,575,765
6 2 ドクター・スリープ

Doctor Sleep
「ドクター・スリープ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 6,181,000 25,039,159
7 グッドライアー 偽りのゲーム

The Good Liar
「グッドライアー 偽りのゲーム」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 5,656,000 5,656,000
8 6 ジョーカー

Joker
「ジョーカー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

7 5,635,000 322,599,593
9 7 マレフィセント2 5 5,247,000 106,040,384
10 8 ハリエット

Harriet
「ハリエット」

Focus Features
(パルコ)

3 4,780,000 31,882,990

M・デイモン&C・ベール主演「フォードvsフェラーリ」が首位デビュー

サンクスギビングを控えた全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインし、マット・デイモン&クリスチャン・ベール主演の実録ドラマ「フォードvsフェラーリ」が約3100万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

1960年代、フェラーリ社に土壇場で買収交渉を破談にされたフォード社が雪辱を果たすため、<ル・マン24時間レース>に出場しフェラーリを破り優勝するまでの苦難と試練を描いた同作。批評家からのレビューは上々でオスカーノミネート確実の声もでている。製作総指揮に当初は監督する予定だったマイケル・マン。出演はデイモンとベールのほかにジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ。監督は「LOGAN ローガン」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。

2位は前週首位の戦争大作「ミッドウェイ(原題)」で10日間の累計は約3490万ドル。OP興収約830万ドルで3位デビューとなったのは、「スパイダーマン」「ゴーストバスターズ」「メン・イン・ブラック」などに続くソニーのリブート作品「チャーリーズ・エンジェル」。今回はクリステン・スチュワート主演&エリザベス・バンクス監督でヒットを狙ったが全く振るわなかった。共演にナオミ・スコット、エラ・バリンスカ。

7位初登場となったのはヘレン・ミレン&イアン・マッケランというイギリスの名優2人が主演した犯罪サスペンス「グッドライアー 偽りのゲーム」。ニコラス・サール著の「老いたる詐欺師」(早川書房刊)を原作に、夫を亡くした資産家(ミレン)と冷酷な詐欺師(マッケラン)の騙し合いが描かれる。監督は「ドリームガールズ」 「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」「美女と野獣」実写版のビル・コンドン。

今週末はディズニーのメガヒット作の続編「アナと雪の女王2」に、チャドウィック・ボーズマン主演のアクション「21 Bridges」、トム・ハンクス主演の伝記ドラマ「A Beautiful Day In The Neighborhood」、マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス共演の実録ドラマ「Dark Waters」などが公開となる。

2019年11月19日更新 藤井竜太朗

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