全米映画ランキング : 2018年9月7日~2018年9月9日

全米映画ランキング:2018年9月10日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年9月7日~2018年9月9日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 死霊館のシスター

The Nun
「死霊館のシスター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 53,500,000 53,500,000
2 1 クレイジー・リッチ!

Crazy Rich Asians
「クレイジー・リッチ!」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 13,600,000 136,222,165
3 ライリー・ノース 復讐の女神

Peppermint
「ライリー・ノース 復讐の女神」

STX Entertainment
(プレシディオ)

1 13,260,000 13,260,000
4 2 MEG ザ・モンスター

The Meg
「MEG ザ・モンスター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 6,030,000 131,572,774
5 5 search サーチ

Searching
「search サーチ」

Sony Pictures/Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 4,515,000 14,311,130
6 3 ミッション:インポッシブル フォールアウト 7 3,800,000 212,116,767
7 6 プーと大人になった僕 6 3,196,000 91,725,090
8 4 オペレーション・フィナーレ 2 3,043,000 14,107,446
9 9 ブラック・クランズマン 5 2,565,000 43,453,530
10 7 アルファ 帰還(かえ)りし者たち 4 2,505,000 32,447,518

「死霊館のシスター」が9月歴代2位の興収で大ヒットスタート

2本の新作が上位にランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ジェームズ・ワン製作のR指定ホラー「死霊館のシスター」が、昨年同時期公開の「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」(約1億2300万ドル)に次ぐ9月歴代2位となる約5350万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを果たした。

同作は、大ヒットホラー「死霊館」シリーズのプリクエル。1952年、ルーマニアの修道院でひとりの修道女が自殺する。バチカンから派遣されたバーク神父と修道女のアイリーンがその事件を調べていくうちに<悪魔の尼僧>と呼ばれるヴァラクの存在に辿り着き、2人はヴァラクを鎮めるために死力を尽くして戦うことになる。出演はバーク神父に「明日を継ぐために」「ヘイトフル・エイト」「エイリアン: コヴェナント」などで知られるメキシコの名優デミアン・ビチル、アイリーンに「死霊館」の主演女優ベラ・ファーミガの妹タイッサ・ファーミガ。監督は「ザ・ハロウ 侵蝕」のコリン・ハーディ。

2位は「クレイジー・リッチ!」。4週連続の首位はならなかったが累計は1億3600万ドルとなり、最終興収は1億7500万ドル近辺となりそうだ。

初登場で3位になったのはジェニファー・ガーナ—主演のアクション「Peppermint」。麻薬カルテルに夫と娘を殺された妻が復讐をする物語。レビューは厳しめでOP興収も約1300万ドルと厳しいスタートとなった。監督は「96時間」のピエール・モレル。

今週末は、「リーサル・ウェポン」の脚本や「アイアンマン3」「ナイス・ガイズ」などで知られるシェーン・ブラック監督が同名人気シリーズをリブートした「ザ・プレデター」に、アナ・ケンドリック&ブレイク・ライブリー共演の犯罪ドラマ「A Simple Favor」などが公開となる。

2018年9月10日更新 藤井竜太朗

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