アルファ 帰還(かえ)りし者たち

解説

氷河期を舞台に、心優しき少年と相棒の狼が自然の脅威にさらされながら故郷を目指す姿を、圧倒的スケールとリアリティで描いたサバイバルアドベンチャー。2万年前、氷河期のヨーロッパ。心優しい少年ケダは、首長である父タウらと初めての狩りに出る。長く険しい道のりを越えてついに目的地に到着するが、パイソンに襲われて断崖絶壁から落下してしまう。やがて痛みと寒さで目を覚ましたケダは、自分がたったひとりで取り残されたことに気づく。極寒の冬が迫る中、旅の途中で出会った狼アルファと共に故郷を目指すケダだったが……。「X-MEN:アポカリプス」のコディ・スミット=マクフィーが主演を務め、名優モーガン・フリーマンがナレーションを担当。監督は「フロム・ヘル」「ザ・ウォーカー」のアルバート・ヒューズ。

2018年製作/96分/アメリカ
原題:Alpha

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5タイトルなし

2021年12月26日
Androidアプリから投稿

最初から最後まで突っ込みどころしかない。時間とお金返してください。

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globe

3.0タイトルからすでにネタバレ

2021年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

嫌いじゃない。むしろ好きな部類の映画だ。だから以下に上げる点は悪口にしか見えなくても愛情の深さだと思って欲しい。志の高さはよく分かる。御伽話としては秀逸なプロットで、とても関心をそそる内容だ。

ただし、詰めの甘さというか、残念なことが多い。

そのひとつにタイトルの付け方がある。
映画では、ラストにタイトルロールが表示され、この映画のカラクリが一瞬で理解できる構造になっている。きれいにオチる。でもタイトルに使っているから、どうしたってネタバレを避けられない。

アルファとは、つまりものごとの始まり。人間とイヌが共生関係を結ぶきっかけを表す。そして『帰還りしものたち』という副題までわざわざくっつけている。

少年がたどる数奇な冒険を、一言でバラしてしまっている。「結局、助かるのね」誰もがそう思うに違いない。

次にあげられるのがビジュアルのショボさだ。いまどきアニメーション作品でも、驚くほどレベルの高い絵面を打ち出せる。冒頭のバッファローの群れに敢然と挑みかかる原人のシークエンスが、隅々まで残念なポイントだらけで見ていられない。

生き物がリアルに見えないし、横一例に匍匐前進する原人なんて、たとえ実在したのだとしてもすぐには信じられない。つまりツカミを失敗している。ここに最大限の力を発揮出来ていれば、一気に最後まで見終えるリズムを生んだはずなのに。原人の見た目も、もう少しそれらしくメイクや衣装を工夫して欲しかった。30年前くらいの、つい最近の昔にしか見えない。旧石器時代なのに、全然そう見えないのだ。これは致命的だろう。ナショナルジオグラフィックのリアリティドラマの方がましに見える。

イヌの名前がアルファなのも、日本語字幕としての意訳で、実際のセリフにアルファなんて単語は入っていない。製作者サイドは隠しておきたかった情報なのだろう。だからタイトルにアルファって付けているのがでかいエラーなのだ。

ただしこの映画を見る動機は、イヌの起源を描いていることそのものにある。少年と獣の組み合わせのドラマは『ライフ・オブ・パイ』『ヒックとドラゴン』など秀逸な作品が多い。そこに期待してしまうと、どうしても幻滅が大きい。

以上のような残念なポイントに目をつぶれば、とても面白い映画だと思う。逆にそこが気にならない人にこそ、この映画を見て欲しい。志の高さを買って、見る人がイマジネーションを膨らませるべき映画だ。昔の映画は全部そうだったのだ。

2019.12.31

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うそつきカモメ

3.52万年前から人類が犬と暮らすきっかけを描いた?

2020年5月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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消されるので公開しない

1.02万年前にしては

2020年2月24日
iPhoneアプリから投稿

ちょっと人がひ弱すぎないだろうか?
だいたい息子の1人や2人死んだところでそんなに後を引くものだろうか
子供向けの心温まる氷河期ムービー

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Sadahiro Kitagawa
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