全米映画ランキング : 2018年7月20日~2018年7月22日

全米映画ランキング:2018年7月24日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年7月20日~2018年7月22日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 イコライザー2

The Equalizer 2
「イコライザー2」

Sony Pictures/Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 35,825,000 35,825,000
2 マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 1 34,380,000 34,380,000
3 1 モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!

Hotel Transylvania 3: Summer Vacation
「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」

Sony Pictures/Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 23,150,000 91,089,268
4 2 アントマン&ワスプ 3 16,126,000 164,624,292
5 4 インクレディブル・ファミリー 6 11,520,000 557,335,440
6 5 ジュラシック・ワールド 炎の王国 5 11,005,000 383,906,505
7 3 スカイスクレイパー

Skyscraper
「スカイスクレイパー」

Universal
(東宝東和)

2 10,960,000 46,749,120
8 6 パージ:エクスペリメント

The First Purge
「パージ:エクスペリメント」

Universal
(シンカ、パルコ)

3 4,980,000 60,191,365
9 アンフレンデッド ダークウェブ 1 3,495,000 3,495,000
10 7 ホワイト・ボイス 2 2,823,000 10,252,204

「イコライザー」「マンマ・ミーア!」の続編が1位2位に

先週末の全米ボックスオフィスは2本の大ヒット作の続編が公開され、1位にデンゼル・ワシントン主演のアクションスリラー「イコライザー」の続編「イコライザー2(原題)」、2位に「マンマ・ミーア!」の続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」が入った。

63歳のオスカー俳優デンゼル・ワシントン初のフランチャイズとなった「イコライザー2(原題)」は、19秒で悪者を抹殺する元CIAエージェントの凄腕暗殺者ロバート・マッコール(ワシントン)が友人を殺され壮絶な復讐戦を繰り広げるストーリー。批評家受けは良くなかったが、前作を上回る約3582万ドルのオープニング興収を記録。最終興収1億ドル超を狙えるまずまずのスタートとなった。キャストはワシントンのほか、メリッサ・レオ、ビル・プルマンにペドロ・パスカル、「ムーンライト」のアシュトン・サンダース。前作に続いてメガホンをとったのは、これがデンゼルとは4度目のコンビ作となるアントワン・フークア。

僅差で2位となったのは「ABBA」の楽曲を基にした人気ミュージカルを映画化した「マンマ・ミーア!」の10年ぶりとなる続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」。業界予想通りの首位スタートとはならなかったが、前作のOP興収約2775万ドルを上回る約3438万ドルをあげ、前作の最終興収約1億4400万ドル以上も狙える好スタートを切った。出演はメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ドミニク・クーパー、リリー・ジェームズ、アンディ・ガルシア、シェール。監督は「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のオル・パーカー。

その他、初登場9位にはSNSがテーマの低予算ホラー「アンフレンデッド」の続編「Unfriended: Dark Web」が入った。

今週末は、シリーズ最高傑作のみならず近年最高のアクション映画と批評家から絶賛されているトム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル フォールアウト」などが公開となる。

2018年7月24日更新 藤井竜太朗

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