全米映画ランキング : 2018年6月15日~2018年6月17日

全米映画ランキング:2018年6月19日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年6月15日~2018年6月17日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 インクレディブル・ファミリー 1 180,000,000 180,000,000
2 1 オーシャンズ8

Ocean's Eight
「オーシャンズ8」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 19,555,000 79,175,170
3 TAG タグ

Tag
「TAG タグ」

Warner Bros.

1 14,600,000 14,600,000
4 2 ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー 4 9,081,000 192,845,087
5 3 デッドプール2

Deadpool 2
「デッドプール2」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

5 8,800,000 294,680,808
6 4 ヘレディタリー 継承

Hereditary
「ヘレディタリー 継承」

A24
(ファントム・フィルム)

2 7,026,000 27,187,120
7 スーパーフライ 1 6,300,000 8,441,317
8 5 アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 8 5,296,000 664,199,950
9 6 アドリフト 41日間の漂流

Adrift
「アドリフト 41日間の漂流」

STX Entertainment
(キノフィルムズ)

3 2,100,000 26,805,145
10 7 また、あなたとブッククラブで

Book Club
「また、あなたとブッククラブで」

Paramount
(キノフィルムズ)

5 1,850,000 62,000,093

「インクレディブル・ファミリー」がアニメ映画史上最高のOP興収でV

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ディズニー/ピクサー最新作の「インクレディブル・ファミリー」がアニメ映画史上最高となる約1億8000万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

同作は、ピクサーの長編劇場用アニメの第20作で、04年に大ヒットを記録したヒーローもの「Mr. インクレディブル」の14年ぶりとなる待望の続編。前作で大活躍した父親ボブが家事や育児に専念し、ボブの妻ヘレン/イラスティガールが新たなミッションに挑む中、全世界を恐怖に陥れる陰謀が動き出す。批評家からは絶賛評が多く寄せられ、レビュー・興行ともに申し分のないスタートとなった。声の出演にクレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、キャサリン・キーナー、ボブ・オデンカーク、イザベラ・ロッセリーニ、サミュエル・L・ジャクソン。監督は前作の「Mr. インクレディブル」や「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」「トゥモローランド」といった実写作品でも知られるブラッド・バード。

興収約2000万ドルで2位となったのは前週首位の「オーシャンズ8」。10日間の累計は約7900万ドルで、最終興収は1億2000万ドル強といったところか。

約1500万ドルのOP興収で初登場3位となったのは実話ベースのコメディ「Tag」。30年以上も本気で「鬼ごっこ」を楽しむ、いい年をした男たちの滑稽な姿が描かれる。出演はエド・ヘルムズ、ジェレミー・レナー、ジョン・ハム、アナベル・ウォーリスら。監督はTVシリーズ「This Is Not Happening」などの演出を担当し、本作で長編映画デビューを飾ったジェフ・トムシック。

その他7位には1972年公開のブラックスプロイテーションの同名作をジョエル・シルバーらがリメイクした「SuperFly」がランクインした。

今週末は、大ヒットシリーズの最新作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム出演)が公開となる。

2018年6月19日更新 藤井竜太朗

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