全米映画ランキング : 2018年4月27日~2018年4月29日

全米映画ランキング:2018年5月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年4月27日~2018年4月29日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 1 250,000,000 250,000,000
2 1 クワイエット・プレイス

A Quiet Place
「クワイエット・プレイス」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 10,650,000 148,173,301
3 3 アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 2 8,130,000 29,573,561
4 2 ランペイジ 巨獣大乱闘

Rampage
「ランペイジ 巨獣大乱闘」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 7,105,000 77,930,557
5 8 ブラックパンサー

Black Panther
「ブラックパンサー」

Walt Disney
(ディズニー)

11 4,381,000 688,009,489
6 4 だめんず・コップ2 2 3,600,000 22,084,929
7 5 トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム 3 3,210,000 35,315,995
8 7 ブロッカーズ 4 2,945,000 53,216,490
9 6 レディ・プレイヤー1

Ready Player One
「レディ・プレイヤー1」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 2,435,000 130,683,218
10 9 セックス・トラフィック 悪夢の週末 2 1,620,000 6,752,274

夏興行スタート「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が新記録で首位デビュー

例年より1週間早くサマーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。先週末はマーベル・スタジオ設立10周年記念の超大作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が、歴代新記録となる約2億5000万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

これまでのOP興収の1位は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015年)の約2億4700万ドルだったが、約300万ドルほど上回り記録を更新(確定値では約2億5700万ドルとなり約1000万ドル上回った)。北米以外でも中国を除くほとんどのマーケットで同時公開され、3日間で計約3億8000万ドルを稼ぎ出し、全世界でも歴代ナンバーワンとなるOP興収約6億3000万ドルを叩き出した。

マーベル史上最凶最大の敵サノスとアベンジャーズとの死闘が壮大なスケールで描かれる同作。レビューはまずまずで北米で5億ドル超え、全世界で10億ドル超えは確実の好スタートとなった。出演はロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エバンス、マーク・ラファロ、クリス・へムズワース、スカーレット・ヨハンソン、チャドウィック・ボーズマン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、そして宿敵サノスには「デッドプール2」でも敵役を務めるジョシュ・ブローリン。監督はマーベル作品「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」を手がけたアンソニー&ジョーのルッソ兄弟。来年公開の「アベンジャーズ」第4弾でも監督を務めている。

約1000万ドルの興収で2位となったのは、前週首位のエミリー・ブラント主演のホラー「A Quiet Place」。累計は1億5000万ドル目前となっている。

今週末は、シャーリーズ・セロンがオスカー受賞作「モンスター」以来、約15kgの増量をして挑んだコメディ「Tully」(ディアブロ・コーディ脚本、ジェイソン・ライトマン監督)などが公開となる。

2018年5月1日更新 藤井竜太朗

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