国内映画ランキング : 2016年11月26日~2016年11月27日

映画ランキング : 2016年11月28日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2016年11月26日~2016年11月27日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

配給:ワーナー・ブラザース映画

350 1
2 1 君の名は。

君の名は。

配給:東宝

296 14
3 2 ミュージアム

ミュージアム

配給:ワーナー・ブラザース映画

331 3
4 疾風ロンド

疾風ロンド

配給:東映

286 1
5 劇場版 艦これ

劇場版 艦これ

配給:KADOKAWA

61 1
6 10 この世界の片隅に 68 3
7 4 デスノート Light up the NEW world

デスノート Light up the NEW world

配給:ワーナー・ブラザース映画

342 5
8 3 ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

配給:東和ピクチャーズ

343 3
9 5 聖の青春

聖の青春

配給:KADOKAWA

159 2
10 7 溺れるナイフ

溺れるナイフ

配給:ギャガ

153 4

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「ファンタスティック・ビースト」が初登場首位、「疾風ロンド」4位、「艦これ」は5位スタート

「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに製作されたシリーズの第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が、好調「君の名は。」を上回り、初登場1位を獲得した。11月23日から公開され、土日2日間で動員54万6000人、興収8億2300万円を記録。23日からの5日間では興収17億円を超えた。土日2日間の成績は、最終興収96.7億円をあげた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(11年)の興収比63.2%となっている。まずは50億円以上が余裕で見込めるスタートとなった。

首位を明け渡した「君の名は。」だが、週末2日間で動員15万7000人、興収2億1100万円をあげ、累計興収は194億円を突破した。これで国内歴代興収6位の「もののけ姫」(興収193億円)を追い抜いて単独6位に浮上。5位の「ハウルの動く城」(興収196億円)も射程圏内に入った。なお「ミュージアム」は、前週からワンランクダウンで3位。

新作では、阿部寛主演で東野圭吾の同名サスペンス小説を映画化した「疾風ロンド」が、全国287スクリーンで公開され、4位に初登場。

5位には、人気シミュレーションゲームを原作に、2015年放送のテレビアニメを映画化した「劇場版 艦これ」がランクイン。全国60スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員7万人、興収1億円強を稼ぎ出した。新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶付き上映会の模様は、全国公開劇場でライブビューイングされ、公開記念として劇場版ロゴを配した記念徽章(ピンバッジ)を来場者特典として配布。高い稼働率となっており、興収5億円以上が見込める出足となった。

また、2週連続10位だったアニメ「この世界の片隅に」が6位にランクアップ。公開スクリーン数は初週より14増えて82となり、週末2日間で動員4万4048人、興収6494万9160円を記録、前週の興収比114%と右肩上がりに勢いを増している。このヒットを受けて各種媒体での紹介が相次ぎ、SNSでも盛り上がって満席の劇場が続出している。累計動員は22万人、興収は3億円を突破し、公開劇場もさらに拡大する見込みだ。

2016年11月28日更新 和田隆

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