国内映画ランキング : 2016年2月27日~2016年2月28日
映画ランキング : 2016年2月29日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2016年2月27日~2016年2月28日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 160 | 1 | ||
2 | 1 | 366 | 4 | ||
3 | 2 | 324 | 6 | ||
4 | 初 | 330 | 1 | ||
5 | 6 | 150 | 3 | ||
6 | 3 | 337 | 2 | ||
7 | 5 | 368 | 11 | ||
8 | 4 | 252 | 5 | ||
9 | 初 | 119 | 1 | ||
10 | 8 | 77 | 15 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「黒崎くんの言いなりになんてならない」V、「ザ・ブリザード」は4位、「ヘイトフル・エイト」9位
人気アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人主演で、「別冊フレンド」連載の少女コミックを実写映画化したラブストーリー「黒崎くんの言いなりになんてならない」が、3週連続1位だった「オデッセイ」を抑えて初登場1位でデビューした。全国160スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員15万7680人、興収1億9070万5900円の成績。この数字は、同じく少女コミックを実写映画化し昨年大ヒットした「ヒロイン失格」の興収比81.6%。中島ファンの若い女性層を中心に集客しており、最終興収で10億円超が見込める好スタートとなっている。
新作では他に、「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン主演のパニックアクション「ザ・ブリザード」が、全国407スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員6万0613人、興収9986万7400円を稼ぎ、初登場4位のスタートを切った。クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作「ヘイトフル・エイト」は初登場9位にランクイン。全国119スクリーンで公開され、オープニング2日間の成績は、動員3万5102人、興収4741万6530円だった。
「オデッセイ」と「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」は、それぞれ2位と3位に後退したが、「オデッセイ」は週末2日間で動員14万5240人、興収2億1367万1300円と好調を維持し、興収では「黒崎くんの言いなりになんてならない」を上回っている。累計興収は27億円を突破した。「信長協奏曲」も依然として好調をキープしており、間もなく累計興収は40億円に達する見通し。
「Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡」は5位にワンランクアップし、腰の強い興行を展開中。前週から4DX上映と新規劇場での上映がスタートしたアニメ「ガールズ&パンツァー 劇場版」も10位に踏みとどまっており、累計興収をさらに伸ばしている。
なお、ビートたけし主演の「女が眠る時」は12位スタート。また、アニメ「劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ 逆襲のミルキィホームズ」が全国11スクリーンで公開され、オープニング2日間で興収1600万円超、1館あたりのアベレージが約150万円とランク外ながら高稼動を見せている。
2016年2月29日更新 和田隆