全米映画ランキング : 2015年2月20日~2015年2月22日

全米映画ランキング:2015年2月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2015年2月20日~2015年2月22日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2 23,245,800 130,148,310
2 2 キングスマン 2 17,525,000 67,105,000
3 3 スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)! 3 15,500,000 125,172,000
4 マクファーランド 栄光への疾走 1 11,020,798 11,020,798
5 THE DUFF ダメ・ガールが最高の彼女になる方法 1 10,809,149 10,809,149
6 4 アメリカン・スナイパー

American Sniper
「アメリカン・スナイパー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 9,650,000 319,607,000
7 オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2 1 5,800,000 5,800,000
8 5 ジュピター

Jupiter Ascending
「ジュピター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 6,330,000 39,517,000
9 8 イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 13 2,565,000 83,920,902
10 7 パディントン

Paddington
「パディントン」

TWC-Dimension
(キノフィルムズ)

6 2,289,000 67,660,766

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」V2。K・コスナー主演のスポーツドラマが4位に

アカデミー賞授賞式の週末。全米ボックスオフィスは3本の新作が公開されたが、上位3位までは前週と順位が変わらず、官能ドラマ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」がV2を果たした。

同作の累計興収は約1億3000万ドルに到達。グロスは1億7000万~8000万ドル近辺になりそう。約1700万ドルの興収で2週連続の2位となったのは「キングスマン ザ・シークレット・サービス(原題)」。こちらの10日間の累計興収は約6700万ドル。1億ドル以上のグロスは間違いなさそうだ。

約1130万ドルのオープニング興収で4位デビューとなったのは、ケビン・コスナー主演の「McFarland, USA」。カリフォルニアにあるメキシコ移民の多い高校のクロスカントリー部の活躍を描いた実話ベースのスポーツドラマ。レビューはまずまずで、2週目以降の成績にも期待がかかる。メガホンをとったのは「クジラの島の少女」「スタンドアップ」で知られるニュージーランド出身の女流監督ニキ・カーロ。

4位とほぼ同等の約1100万ドルのオープニング興収で5位デビューとなったのは、学園コメディ「The DUFF」。Designated Ugly Fat Friendの頭文字からとったDUFF(引き立て役のダサい友達の意)の女の子が意地悪な美人生徒と対決するストーリー。こちらも好意的なレビューが多く集まり、2週目以降に期待がかかる。監督は06年にアカデミー短編映画賞を受賞した「West Bank Story」で知られるアリ・サンデル。出演はメイ・ホイットマン、、ロビー・アメル、ベラ・ソーンにケン・チョン。

その他、7位に初登場となったのは「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式」の第2弾「Hot Tub Time Machine 2」。2010年公開の第1作はMGM/UA配給、ジョン・キューザック製作・主演だったが、今回はパラマウントとMGMの共同配給でキューザックの出演は無し。残りの主演3人ロブ・コードリー、クレイグ・ロビンソン、クラーク・デュークの続投で第2弾に挑んだが、興収、批評ともに惨敗に終わった。監督は前作と同じスティーブ・ピンク。

今週末は、ウィル・スミス、マーゴット・ロビー主演の犯罪ラブコメディ「フォーカス」に、オリビア・ワイルド主演のホラー「The Lazarus Effect」が公開となる。

2015年2月23日更新 藤井竜太朗

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