全米映画ランキング : 2013年5月3日~2013年5月5日

全米映画ランキング:2013年5月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2013年5月3日~2013年5月5日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 アイアンマン3

Iron Man 3
「アイアンマン3」

Walt Disney
(ディズニー)

1 174,144,585 174,144,585
2 1 ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 2 7,511,315 33,830,390
3 3 42 世界を変えた男

42
「42 世界を変えた男」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 6,055,327 78,181,097
4 2 オブリビオン

Oblivion
「オブリビオン」

Universal
(東宝東和)

3 5,642,335 75,814,250
5 5 クルードさんちのはじめての冒険 7 4,202,639 168,720,798
6 4 グリフィン家のウエディングノート 2 3,881,857 14,216,422
7 11 MUD マッド

Mud
「MUD マッド」

Roadside Attractions/Lionsgate
(東京テアトル、アース・スターエンタテインメント)

2 2,160,319 5,168,217
8 20 オズ はじまりの戦い 9 2,113,009 228,858,941
9 7 最終絶叫計画5 4 1,441,360 29,609,668
10 9 プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命 6 1,280,152 18,676,792

「アイアンマン3」、歴代2位のオープニング興収でV

5月に入り、幕を開けた2013年のサマーシーズン。先週末は2008年、10年に公開されロバート・ダウニー・Jr.の新たな代表作となったマーベル・スタジオの大ヒットシリーズ第3弾「アイアンマン3」が公開され、週末3日間で約1億7500万ドルというオープニング興収をあげ、見事首位デビューを果たした。

この約1億7500万ドルという数字は、昨年同時期公開の「アベンジャーズ」の約2億0700万ドルに次ぐ、歴代2位のオープニング興収。キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルクを合わせた「アベンジャーズ」にはさすがに及ばなかったが、マーベル・ヒーロー単体としては最高のオープニング興収をあげ、改めて人気の高さを証明して見せた。

ストーリーは、「アベンジャーズ」後に設定され、異星人との戦いの後遺症でパニック障害になったトニー・スターク=アイアンマン(ダウニー・Jr.)と謎のテロリスト・マンダリンの死闘が描かれる。絶賛評ばかりではないが、レビューはまずまずで、このままの好調を維持すれば3億ドル以上は確実。また、IMAXや3Dなど様々なバージョンでの上映が用意されており、リピーターの動向次第では4億ドル以上の興収も期待できる。ちなみに北米以外では4月末に先行公開されており、北米以外だけで5億ドルの興収をあげており、全世界興収は約6億8000万ドルに上るという。

監督は、大ヒットシリーズ「リーサル・ウェポン」の脚本で知られ、05年にダウニー・Jr.主演「キスキス,バンバン(2005)」でデビューを果たしたシェーン・ブラック。共演にグウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、ジョン・ファブロー、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー、レベッカ・ホール。

2位は前週首位だったマイケル・ベイの「Pain & Gain」。公開10日で約3390万ドルの累計興収。最終興収は4500~5000万ドルあたりに止まりそう。3位にはジャッキー・ロビンソンの伝記映画「42(原題)」が入った。

サマーシーズン2週目の今週末は、レオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、トビー・マグワイア出演、バズ・ラーマン監督の大作ドラマ「華麗なるギャツビー」が公開となる。

2013年5月6日更新 藤井竜太朗

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