国内映画ランキング : 2010年7月24日～2010年7月25日

「インセプション」、「アリエッティ」をかわして首位デビュー！

「インセプション」が見事に首位デビューを飾った。オープニングの成績は、17日から3日間にわたって行われた先行上映、そして封切り日の23日（金曜日）の数字をすべて合計すると、動員で60万人、興収7.8億円にのぼる。これ、6日間の合計。

ところが2位の「アリエッティ」は、24・25の土日2日間だけでこれより若干下回る興収を記録しているので、今週の順位は何とも腑に落ちない感じであるが、とにかく「インセプション」が首位である。最終的に、興収20億円以上はいくだろう。「トイ・ストーリー3」に次いで、洋画のナンバー2となる公算が高い。

「アリエッティ」にしても、動員は200万人を超え、累計興収は26億円を超えている。2週目の成績は「ポニョ」（155億円）対比で81％なので、依然、100億円以上の興行が期待される。

「踊る3」は、4度目の週末を経て動員350万人突破、興収でも45億円超え。だが、こちらは100億円にはちょっと届かない可能性が高い。

これ以外では、8週目の「告白」が興収35億円を超えた。立派である。また、各方面で面白いと評判の「ゾンビランド」は、圏外15位ながら高稼働の模様。

折からの猛暑で、映画館は大いに賑わっているようだ。

2010年7月26日更新　駒井尚文