全米映画ランキング : 2010年1月22日~2010年1月24日

全米映画ランキング:2010年1月25日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年1月22日~2010年1月24日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アバター(2009)

Avatar
「アバター(2009)」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

6 36,000,000 552,797,000
2 レギオン

Legion
「レギオン」

Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 18,200,000 18,200,000
3 2 ザ・ウォーカー

The Book of Eli
「ザ・ウォーカー」

Warner Bros.
(角川映画、松竹)

2 17,000,000 62,003,000
4 妖精ファイター 1 14,500,000 14,500,000
5 3 ラブリーボーン

The Lovely Bones
「ラブリーボーン」

Paramount
(パラマウント)

7 8,800,000 31,624,000
6 5 シャーロック・ホームズ

Sherlock Holmes
「シャーロック・ホームズ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 7,115,000 191,564,000
7 小さな命が呼ぶとき

Extraordinary Measures
「小さな命が呼ぶとき」

CBS Films
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 7,000,000 7,000,000
8 4 アルビン2 シマリス3兄弟(しまっピーズ)vs.3姉妹(しまペッツ) 5 6,500,000 204,237,000
9 7 恋するベーカリー 5 6,190,000 98,650,000
10 6 ダブル・ミッション

The Spy Next Door
「ダブル・ミッション」

Lionsgate
(ショウゲート)

2 4,750,000 18,710,000

「アバター」V6。B・フレイザー&H・フォード共演作は7位

先週末の全米ボックスオフィスは、興収約3600万ドルの「アバター」が3本の新作を退けて首位を守り、V6を果たした。6週連続首位はキャメロン監督の前作「タイタニック」(97)以来12年ぶり。全米での累計は公開38日で約5億5270万ドルに達し、「ダークナイト」(08/最終興収約5億3300万ドル)を抜いて歴代2位に。約6億ドルを稼いだ歴代1位の「タイタニック」に追いつくまで、あと4800万ドルと迫っている。全世界興収の累計も約18億4100万ドルとなり、「タイタニック」の最終興収約18億4300万ドルに肉薄。全米、全世界ともに記録更新は時間の問題である。

オープニング興収約1820万ドルで2位デビューとなったのは、ポール・ベタニー主演のアクションホラー「Legion」。愚行を続ける人類に嫌気がさした神は、審判を下すべく天使の軍団(リージョン)を地上に派遣する。だが、大天使ミカエルだけが神に反旗を翻し、人類の味方となり、アメリカ辺境のダイナーで天使の軍団を迎え撃つというストーリー。共演にデニス・クエイド、タイリース・ギブソン。監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン」「シン・シティ」といったハリウッド大作のビジュアル・エフェクトを手掛け、本作で長編デビューを飾ったスコット・スチュワート。

約1700万ドルで3位となったのは前週2位の「ザ・ウォーカー」。10日間の累計は約6200万ドル。最終興収は1億2000万ドルくらいか。その他、ドウェイン・ジョンソンが意地悪なプロアイスホッケー選手に扮したコメディ「Tooth Fairy」が約1450万ドルで4位、ハリソン・フォード&ブレンダン・フレイザー共演の医療ドラマ「Extraordinary Measures」が約700万ドルで7位に、それぞれランクインした。

今週末は、「サイン」(02)以来、7年半ぶりの主演作となるメル・ギブソンのアクションドラマ「Edge of Darkness」が公開。ジャック・ニコルソン同様、アメリカでは根強い人気を誇るギブソンの主演作と「アバター」の首位争いは要注目だ。

2010年1月25日更新 藤井竜太朗

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