国内映画ランキング : 2009年5月16日~2009年5月17日
映画ランキング : 2009年5月19日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2009年5月16日~2009年5月17日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 初 | 1 | ||
2 | 1 | 2 | ||
3 | 3 | 5 | ||
4 | 2 | 6 | ||
5 | 初 | 1 | ||
6 | 4 | 3 | ||
7 | 5 | 3 | ||
8 | 6 | 6 | ||
9 | 7 | 4 | ||
10 | 8 | 5 |
「天使と悪魔」が順調にV!「60歳のラブレター」が5位
恐らく3部作となるだろう「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの第2弾(原作はこれが最初)、「天使と悪魔」が公開され、予定通りの大ヒットとなった。豚インフルエンザをものともせず、全国722スクリーンに集った観客は、公開3日間で53万0394人、同じく興収は6億8178万2300円。16日には前作「ダ・ヴィンチ・コード」もオンエアされ、視聴率が22.2%。十分すぎる成績だが、前作のオープニング2日間は動員93万103人、興収12億8119万3100円というものだった。「天使と悪魔」の土日2日間の興収は5億4744万8500円なので、その42.7%の出足にすぎない。3年前の「ダ・ヴィンチ・コード」現象がいかに凄かったのか改めて思い起こされるが、それでも「天使と悪魔」は今年のハリウッド映画でもっとも数字の高いスタートを切っており、最終的には30~40億円ぐらいを稼ぐと予想できる。2位の「余命1ヶ月の花嫁」は2度目の週末を経て興収11億5000万円を突破、最終的に30億円に届きそうな雰囲気である。3位「コナン」は30億円超え、4位「レッドクリフ2」は50億7000万円を超えて、前作(最終興収50.5億円)を超えた。そして5位には「60歳のラブレター」がランクイン。オープニング2日間の成績は、動員8万9438人、興収9967万7200円というもので、興収10億円には届かない可能性が高い。松竹としては「おくりびと」「ヤッターマン」でいい流れができつつあったが、ここは一息ついた格好。
2009年5月19日更新 駒井尚文