ベレニス・ベジョ
アルゼンチン出身で、3歳の頃フランスに移り住む。96年に長編映画デビューし、コメディ作品「Meilleur Espoir Feminine」(00/英題「Most Promising Young Actress」)でブレイクして、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞の有望若手女優賞にノミネートされる。ヒース・レジャー主演「ROCK YOU! ロック・ユー!」(01)でアメリカに進出した。ミシェル・アザナビシウス監督の「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」(06)でヒロイン役に起用され、フランスの人気俳優ジャン・デュジャルダンと共演。再びアザナビシウス監督とデュジャルダンと組んだ「アーティスト」(11)では、1930年代のハリウッド女優を演じるために5カ月にわたってタップダンスを練習し、役に挑んだ。同作はモノクロの無声映画で、フランスの作品にも関わらずアメリカの賞レースの目玉となる。私生活のパートナーでもあるアザナビシウス監督との間に子供が2人いる。