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映画「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」 OSS 117 私を愛したカフェオーレ
解説
フランスで1950年代~60年代に製作されて人気を博した「OSS」シリーズを復活させたスパイ・アクション・コメディ。1955年のエジプト。フランスの諜報部員OS117は行方不明になった友人の謎を探るため、スエズ運河の利権をめぐって各国のスパイが暗躍するカイロに潜入する。ところが、イスラム文化への無知が仇となって様々な騒動を巻き起こしてしまい……。コメディ俳優ジャン・デュジャルダンが主人公を好演。2006年・第19回東京国際映画祭で最高賞の東京サクラグランプリを受賞した(映画祭上映タイトル「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」)。
2006年製作/フランス
原題:OSS 117: Le Caire, nid d'espions
スタッフ・キャスト
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2017年1月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
往年のスパイ映画のパロディー満載のフレンチ・コメディ。
のっけからこのレトロ感!
映像、音楽、衣装、小物に至るまで、2006年の作品なのにそれこそ60年代の作品を見ているよう。
それにしても、ジャン・デュジャルダンがホント、若い頃のショーン・コネリーにクリソツ!
彼演じるOSS117のモデルは言うまでもなく“ショーン・ボンド”だが、チープな作風はむしろ、「電撃フリント」の方に近いかも。
一応、行方不明になった仲間の消息を追って、スパイの巣窟、カイロに潜入する…という“らしい”ストーリーだが、カルチャー・ギャップやイスラム教のブラックジョークネタてんこ盛りで、ナンセンスなフレンチ・コメディはあまり見た記憶無かったので、これはこれで新鮮だった。
でもそれ以上に、OSS117とジャックの海辺で戯れる笑、笑、笑の関係が気になって…。
監督、主演、ヒロイン、音楽。
まさか後にオスカーを制する事になるとはね。
2016年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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どこかで見覚えあると思ったら主役にヒロイン、そして監督まで「アーティスト」のメンツだった(本作のが先)。昔のドラマのリメイクだが、古さ自体をネタにしてギャグにしているのが笑える。空港のシーンなど、本当に古い作品の映像を見ているよう。それにまた一々ジャン・デュジャルダンの笑顔やダンスが笑わせてくる。イスラム教徒ネタなど臆さないブラックなユーモアもあるし、この間延びした笑いのテンポやネタのセンスがアメリカの笑いよりも日本人の感覚に近いような気がする。
2013年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
スパイのパロディっぽいコメディで、とても面白かった。アクションがいちいち楽しかった。イスラム教を露骨に馬鹿にしているのも腰が引けてなくてよかった。
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