ドメ・カルコスキ
キプロス共和国出身。俳優で詩人の父とジャーナリストの母のもと、5歳のときフィンランドに移住する。ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アールト大学)の映画学部を卒業後、映画だけでなくTV番組やCMなどで幅広くメガホンをとり、フィンランドを代表する映像制作者となる。映画「The Home of Dark Butterflies(英題)」(08)と「ラップランド・オデッセイ」(10・日本劇場未公開)でフィンランド・アカデミー賞の監督賞を受賞。「The Home of Dark Butterflies」と「トム・オブ・フィンランド」(17)はアカデミー外国語映画賞のフィンランド代表に選出された。ニコラス・ホルト主演の伝記映画「トールキン 旅のはじまり」(19)で、自身初となる英語作品のメガホンをとった。