蜷川実花
女性を中心に人気を誇るフォトグラファー。父は演出家の蜷川幸雄、母は元女優でパッチワークキルト作家の蜷川宏子。多摩美術大学グラフィックデザイン科在学中から、写真展に作品を応募。96年、第7回写真ひとつぼ展でグランプリ、第13回キヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞する。以降、雑誌のグラビアやCDジャケットを数多く手がけ、人気を獲得する。03年に初の短編映画「Cheap Trip」を作り、「さくらん」(07)で長編映画監督デビューを果たす。同作はベルリン国際映画祭に特別招待作品に選ばれた。長編監督2作目「ヘルタースケルター」(12)は、沢尻エリカの約5年ぶりの映画主演作でもあり、大きな注目を集める。その他、ゆずや「AKB48」のPVを手がけている。