ニール・ブロムカンプ
南アフリカ・ヨハネスブルク出身。14歳の時に、後に盟友となるシャルト・コプリーの映像制作会社でCGデザイナーとして働き始める。18歳でカナダに移住し、バンクーバー・フィルム・スクールに進学。米TVドラマで3Dアニメーターとしてキャリアをスタートさせ、映画でVFXを担当するほか、短編映画を製作・監督する。演技経験のないコプリーを主演に迎え、05年の短編「Alive in Joburg(原題)」を長編にブラッシュアップした監督デビュー作「第9地区」(09)が、世界的に大ヒット。アカデミー作品賞と脚色賞(妻テリー・タッチェルと共同)にもノミネートされた。その後も、自ら脚本を執筆したオリジナルのSF作品「エリジウム」(13)と「チャッピー」(15)のメガホンをとった。3作品全てにコプリーが出演している。