市川猿之助(4代目)
父は4代目市川段四郎。祖母は女優の高杉早苗で、俳優の香川照之は従兄にあたる。慶應義塾大学文学部卒。1980年、歌舞伎座「義経千本桜」で初お目見えし、83年に2代目市川亀治郎としての初舞台を踏む。女形から立役まで様々な役を演じ、12年、4代目市川猿之助を襲名。歌舞伎はもちろん、現代演劇にも取り組み、07年のNHK大河ドラマ「風林火山」で映像作品に初出演。映画では、三谷幸喜監督「ザ・マジックアワー」(08)が初出演作となる。以降、映画「天地明察」(12)、「超高速!参勤交代」(14)、「花戦さ」(17)などに出演。TVドラマでは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10)や、「JIN 仁」(11)などに出演した。2008年度芸術選奨文部科学大臣新人賞(演劇)を受賞。