チュ・ジフン
韓国・ソウル出身、本名チュ・ヨンフン。京畿大学校演技学科卒。
モデルから俳優に転身し、2006年のTVドラマ「宮 Love in Palace」の皇太子シン役で大ブレイク。翌年、日本でもリメイクされたTVドラマ「魔王」でさらに注目を集める。よしながふみの人気コミックを映画化した「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」(08)で主演としてスクリーンデビューを飾り、「キッチン 3人のレシピ」(09)に出演。一躍スターダムにのし上がるも、09年6月、麻薬類使用の罪で懲役6月と執行猶予1年の判決を受け、10年2月には兵役で入隊する。
除隊後、1人2役を務めた主演映画「私は王である!」でスクリーンに復帰し、TVドラマ「蒼のピアニスト」(ともに12)に出演。その後も医療ドラマ「メディカル・トップチーム」や映画「結婚前夜 マリッジブルー」(ともに13)、「コンフェッション 友の告白」(14)、「背徳の王宮」(15)、「アシュラ」(16)、「神と共に」シリーズ、「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」(ともに18)など、幅広いジャンルの作品で演技の才能を発揮する。19年からはTVドラマにも多く出演し、「キングダム」(19~20)や「ハイエナ」(20)、「智異山」(21)、「支配種」(23)などで主演を務めている。