ロブ・マーシャル
米ピッツバーグで育ち、12歳から地元のミュージカル劇団に所属する。カーネギーメロン大学卒業後、ニューヨークに移り、ブロードウェイの舞台に立つ。故障のため振付師に転向し、キャリアを積んで監督も務めるようになる。96年、ロサンゼルスでのミュージカル「シカゴ」リバイバル公演で振付けと監督を担当した。98年、サム・メンデスと共同で監督した「キャバレー」のリバイバル公演が高い評価を得る。02年、映画版「シカゴ」で初メガホンをとり、アカデミー作品賞を受賞した。11年、ジェリー・ブラッカイマー製作の人気シリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」で、前作までの監督ゴア・バービンスキーと交代。その他の作品に「SAYURI」(05)、「NINE」(09)がある。