ロネ・シェルフィグ
デンマークのコペンハーゲン出身。1984年にデンマーク国立映画学校を卒業し、TV映画や演劇など多彩な作品を手がける。長編映画監督デビュー作「The Birthday Trip」(90)と第2作「On Our Own」(98)で国際的な注目を獲得。続く「幸せになるためのイタリア語講座」(00)は、ラース・フォン・トリアーらが中心となった映画運動”ドグマ95”の初の女性監督作として、ベルリン国際映画祭銀熊審査員賞受賞をはじめ、世界各国で評判を呼んだ。初の英語作品「ウィルバーの事情」(02)に続く「17歳の肖像」(09)はサンダンス映画祭の観客賞を受賞、アカデミー作品賞にノミネートされた。以降の監督作に「ワン・デイ 23年のラブストーリー」(11)、「ライオット・クラブ」(14)、「人生はシネマティック!」(16)など。「ニューヨーク 親切なロシア料理店」(19)はベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された。