山川元 : ウィキペディア(Wikipedia)

山川 元(やまかわ げん、1957年 - )は、日本の映画監督、脚本家である。『卓球温泉』『東京原発』の監督として知られる。

来歴・人物

1957年(昭和32年)、山形県上山市に生まれる。山形市立商業高等学校を卒業する。

大手証券会社に勤務したのちビデオ製作会社を経て26歳で映画界に入る山川元、東京原発オフィシャルサイト(プロフィール)、バサラ・ピクチャーズ、2011年5月19日閲覧。。鈴木清順監督の『カポネ大いに泣く』(1985年)の製作助手からはじまり、降旗康男崔洋一伊丹十三周防正行らの助監督を務める山川元、日本映画データベース、2011年5月19日閲覧。。

1994年、『唐獅子姉御』で初監督を果たす。監督デビュー後の1996年には、周防正行監督の『Shall we ダンス?』で監督補を務めている。

1998年、自ら企画・脚本を立ち上げた『卓球温泉』を監督。東宝が配給して全国公開され、ヒットする。

フィルモグラフィ

監督

助監督ほか

  • 『カポネ大いに泣く』 : 監督鈴木清順、1985年 - 製作助手
  • 『別れぬ理由』 : 監督降旗康男、1987年
  • 『花のあすか組』 : 監督崔洋一、1988年
  • 『ジュリエット・ゲーム』 : 監督鴻上尚史、1989年
  • 『ボクが病気になった理由』第1話『マイ・スウィート・リトル・キャンサー』 : 監督鴻上尚史、オムニバス、1990年 - チーフ助監督
  • 『女がいちばん似合う職業』 : 監督黒沢直輔、1990年 - チーフ助監督
  • 『あさってDANCE』 : 監督磯村一路、1991年 - チーフ助監督
  • 『ミンボーの女』 : 監督伊丹十三、1992年 - チーフ助監督
  • 『人間交差点 不良』 : 監督高橋伴明、1993年 - チーフ助監督
  • 『姐 極道を愛した女・桐子』 : 監督磯村一路、1993年 - チーフ助監督
  • 『極道の姐 玲子』 : 監督小水一男、1994年 - チーフ助監督
  • 『Shall we ダンス?』 : 監督周防正行、1996年 - 監督補

外部リンク

  • 山川元 - 東京原発オフィシャルサイト(プロフィール)

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/07/03 04:36 UTC (変更履歴
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