ビル・マーレイ
高校時代から演劇を始め、大学を2年目で退学してから、兄が所属していたシカゴの劇団「セカンド・シティ」に入団。その後、ニューヨークに引っ越し、ラジオ番組「ナショナル・ランプーン・ラジオ・アワー」でダン・エイクロイドらと知り合い、コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」(77~80)でも共演する。79年に「ミートボール」で本格的にスクリーンデビューして以降、映画で活躍し、再度エイクロイドと共演した「ゴーストバスターズ」(84)、「ゴーストバスターズ2」(89)は大ヒットを記録した。その後は「恋はデジャ・ブ」(93)や「チャーリーズ・エンジェル」(00)など多数出演。03年の「ロスト・イン・トランスレーション」では日本にやってきた落ち目のハリウッドスターを好演し、アカデミー主演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門の男優賞を受賞する。ウェス・アンダーソン監督やジム・ジャームッシュ監督の作品の常連で、「ゾンビランド」(09)には本人役で出演した。