ビリー・ボブ・ソーントン
アーカンソー州ホットスプリング出身。本名はウィリアム・ロバート・ソーントン。81年、幼なじみのトム・エッパーソンと俳優を志してハリウッドへ。バイト先のレストランに来店したビリー・ワイルダー監督の勧めで脚本の執筆を始める。ジャガイモしか食べられず栄養失調で倒れたほどの貧しい下積み時代を送り、86年に俳優デビュー。エッパーソンと共同で脚本を執筆した「運命の引き金」(92・日本劇場未公開)で高評価を得る。96年、監督・脚本・主演を務めた「スリング・ブレイド」でアカデミー賞の脚色賞を受賞、主演男優賞にもノミネートされ一躍有名になる。「シンプル・プラン」(98)では、アカデミー助演男優賞の候補に挙がった。その他の出演作に「アルマゲドン」(98)、「バーバー」(01)、「バッドサンタ」(03)など。「ギフト」(00)などの脚本を手がける。女優アンジェリーナ・ジョリー含め5度の結婚・離婚歴がある。俳優業のかたわら、バンド「ザ・ボックスマスターズ」を率いて音楽活動も行っている。