ヒュー・ボネビル
英ロンドン出身。10代の頃はナショナル・ユース・シアターに所属し、ケンブリッジ大学卒業後の1986年、舞台「真夏の夜の夢」でプロの俳優としてのキャリアをスタートさせる。その後も主に演劇界で活動し、ケネス・ブラナー監督・主演の「フランケンシュタイン」(94)で映画初出演。以降、「ノッティングヒルの恋人」(99)や「シャンプー台のむこうに」(00)、「アイリス」(01)といった映画をはじめ、TVドラマにも多数出演する。10年にスタートした大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」では、邸宅ダウントン・アビーの主グランサム伯爵ロバート・クローリー役を番組終了のシーズン6まで演じきり、12年にゴールデングローブ賞ミニシリーズ/TV映画部門で主演男優賞にノミネートされ、12年と13年にはエミー賞ドラマシリーズ部門主演男優賞の候補に挙がった。同作での成功を受け、ジョージ・クルーニー監督・主演の「ミケランジェロ・プロジェクト」(14)や、ファミリー映画「パディントン」(15)といった話題の映画での活躍が増える。