橋爪功
文学座や劇団雲の所属を経て、75年に演劇集団円の旗揚げに参加。80年代から映画出演も増え、89年には「キッチン」「ジュリエット・ゲーム」「善人の条件」の3作品で日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞した。映画だけでなくTVドラマでもバイプレイヤーとして活躍し、「弁護士・高林鮎子」シリーズ(86~05)、「ずっとあなたが好きだった」(92)、「こちら本池上署」(02)などに出演する。初主演映画「お日柄もよくご愁傷さま」(96)で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞。TVドラマ「京都迷宮案内」シリーズ(99~09)でも主演を務めた。「剣客商売」シリーズ(99~10)、NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」(03)ではナレーションを担当。近年の出演映画に「涙そうそう」(06)、「奇跡」(11)、「東京家族」(12)など。