涙そうそう
劇場公開日 2006年9月30日
解説
日本中で愛されている名曲「涙そうそう」をモチーフに、「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督が手掛けた感動ドラマ。沖縄で生まれ育った血のつながらない兄妹が織りなす、切ない愛の物語を描く。素朴で優しい兄・洋太郎を人気俳優の妻夫木聡が、兄の愛情を一身に受けてまっすぐに育った妹・カオルを「タッチ」「ラフ」の長澤まさみが好演。また、彼らを取り巻く人々を、小泉今日子、麻生久美子、塚本高史ら豪華俳優陣が演じる。
2006年製作/118分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2021年11月12日
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鑑賞方法:VOD
大好きな役者たちが出ているので古くても見てみようと。
長澤まさみさん。
あのセカチューから数作またいでのこの映画。
いいねぇ。
ストーリー展開は至ってシンプルと見終わって思う。
ただ、進むに従いこの2人は兄妹でいられるのか、いられないのかとずーっと気になる。
それが思いもよらない結果になり見事にやられた感でした。
2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿
19歳の長澤まさみと26歳の妻夫木聡を見ると、ああこういう時代ってあったよなあって思う。
夏川りみのこの歌も好きでよく歌った。
こういったストーリーが、当時どの様に感じられたのかがさっぱりわからないが、二人の演技力、というより 俳優としての存在感が支えている作品。
ただ
私はネイティブではない人が使う方言が苦手。
中途半端な沖縄のイントネーション。
それでもこれを見ていたら
沖縄ってやっぱり 沖縄の人のものだなあ
と思った。
沖縄の海はもはや沖縄の人というよりは観光客や移住者のものになってしまっているけれど。
それにしても
この頃私はいったい何をしていたのか。
全く記憶にない。
2021年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
この先何が起こるのか、いい人ばかりの設定だからとてもわかりやすい。主人公の新垣洋太郎(妻夫木)、カオル(長澤)のみならず、医大生の恋人恵子(麻生)、そして働く居酒屋の夫婦、市場のおばさんたち。このままストーリーが進むと妹思いの兄が自分の店を出して順風満帆なドラマになるのですが、やっぱり現れる悪い人・・・と、若い二人に襲いかかる悲劇の数々。まるで世界名作劇場沖縄版といった展開なのに、なぜか引き込まれてしまう。
最初の悪人は2時間サスペンスの帝王である船越英一郎。いつもは片平なぎさの相棒カメラマンとして活躍するのですが、たまに犯人役として登場するとその意外性に驚かされるものです。次の悪人(とは言えないけど)はこれまた2時間サスペンスのベテラン橋爪功。真野あずさの相棒として活躍するけど、なかなか犯人役では登場しない。そして3番目の悪人(これもちょっと違うが)は父親役の中村達也。ジャズトランペッターという設定も渋いのですが、彼はイカすバンド天国(通称イカ天)の6代目イカ天キングとなったブランキー・ジェット・シティのドラマーだった人。テーマ曲の作曲と挿入歌を歌うBEGINが2代目イカ天キングであることを考えると興味深い共通項がありますね。
鼻つまみ効果を試してみたくなって、泣きそうな場面ではこっそりつまんでみようと思っていたのに終盤まで泣けませんでした。途中、市場のおばぁのきついけど思いやりのある言葉によってウルウルしてしまいましたが、チャンスを逸してしまいました。そして、島に帰ったときに試すチャンスがやってきたのに、島のおばぁに「泣きたいときは思いっきり泣け」と言われてしまっては涙を垂れ流しにするしかないじゃないですか・・・この平良とみさんの言葉が優しいんです。歌とおばぁにやられちゃいました。
人は死んだら天国じゃなくて、海の向こうに行ってしまう。沖縄地方に伝わる信仰、ニライカナイの楽園。平良とみと平良進(今作は出てない)の出演している映画を全て制覇したくなってきました。
【2006年9月映画館にて】
2021年1月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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死ぬんかぁー。
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妹を養うこと?
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