涙そうそう

劇場公開日:

解説

日本中で愛されている名曲「涙そうそう」をモチーフに、「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督が手掛けた感動ドラマ。沖縄で生まれ育った血のつながらない兄妹が織りなす、切ない愛の物語を描く。素朴で優しい兄・洋太郎を人気俳優の妻夫木聡が、兄の愛情を一身に受けてまっすぐに育った妹・カオルを「タッチ」「ラフ」の長澤まさみが好演。また、彼らを取り巻く人々を、小泉今日子、麻生久美子、塚本高史ら豪華俳優陣が演じる。

2006年製作/118分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2006年9月30日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 日本アカデミー賞(2007年)

ノミネート

主演男優賞 妻夫木聡
主演女優賞 長澤まさみ
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(c)2006 映画「涙そうそう」製作委員会

映画レビュー

3.5【”ニライカナイに居る、にいにいからの”血のつながっていない妹”への手紙と贈り物。”あのね、血が繋がって居なければ兄妹でも結婚できるんだよ。何だか、観ていて切ない物語である。】

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

幸せ

■沖縄が舞台。
 いつか飲食店を開くという夢を持つ働き者の洋太郎(妻夫木聡)のもとに、高校に入学する妹・カオル(長澤まさみ)が訪れ、同居を始める。
 洋太郎が8歳の時、今は亡き母(小泉今日子)の再婚で妹となったカオル。
 どんなことがあっても守ろうと決意した幼き洋太郎。
 その思いは長じてからも続いていた。
 自分の店を開くも、多額の詐欺に遭い再び厳しい労働の日々が始まる。

◆感想

・ラストの幼い二人の会話”私、にーにーのお嫁さんになる。!””兄妹だからそれはできん!”
 観てれば分かるけど、カオルはにーにーに恋愛感情を持っていたと思うんだよね。
 その思いに気付いているが、”兄妹だからそれはできない”と思いこんでいるにーにーの頑なな姿が、一時的に二人の距離を遠ざけたのではないかな。

・それにしても、長澤まさみさんは、今では日本を代表する超絶美人の女優さんであるが、この頃は清楚で可愛らしかったんだね。(特に深い意味はありません。)

<血が繋がっていなくても、真の兄妹よりも深い絆で結ばれた二人。
 可なり切ない物語だし、ストーリー展開も粗い部分があるんだけれど、(麻生久美子演じる恵子が、お父さん(橋爪功)に別れさせられる辺りとか・・。)真摯に作られた善性に溢れた作品ではないかな。
 妻夫木聡さんと、長澤まさみさんが、今や邦画を代表する俳優になられた事も良く分かる作品でもあると思いました。>

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NOBU

3.0小説も読みました

2023年5月29日
iPhoneアプリから投稿

面白い映画

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もふもふ

4.0ラストのシーンと音楽に号泣

2022年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

血の繋がらない、でも実の兄弟以上に愛を感じる二人を全力で演じる妻夫木聡と長澤まさみの演技力に胸を打たれました。
最後のシーンから「涙そうそう」へのエンディングへの流れは、お決まりな流れかもしれませんが、音楽と相まって涙が止まりませんでした。

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lovebeer

3.5なんとも言えない

2022年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

人の命って、現実にはこうやって簡単になくなってしまうものだよな、というリアルさを感じた。
作品的には、頑張ってる人は救われたり、亡くなるまでに劇的なストーリーがあったり、ということが描かれがちだけど、本当は死は日常の中にあって、信じられないタイミングで命を無くす人がたくさんいる。
人格者的なにーにが、ある日突然亡くなってしまう、それがとてもリアルでやりきれない気持ちになったし、周りの人たちも日常の中に生きていくしかない、というリアルな人の死を感じた作品だった。

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ゆーさ
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