中村勘九郎(6代目)
18代目中村勘三郎の長男、弟は2代目中村七之助。1986年に初お目見えし、翌87年歌舞伎座「門出二人桃太郎」の兄の桃太郎役で2代目中村勘太郎として初舞台を踏む。歌舞伎界で活躍する一方で、初出演映画「ターン」(01)では日本映画批評家大賞新人賞を受賞する。その後、NHK大河ドラマ「新撰組!」(04)に出演し、高橋伴明監督「禅 [ZEN]」(08)では日本曹洞宗の開祖・道元役で主演を務めるなど、映像作品でも存在感を放つ。12年、6代目中村勘九郎を襲名した。その後の映画出演作に、「清洲会議」(13)、「真田十勇士」(16)、人気漫画の実写映画版「銀魂」(17)などがある。