仲代達矢 : ウィキペディア(Wikipedia)

仲代 達矢(なかだい たつや仲代達矢 (なかだい たつや)とは - コトバンク、英︰Tatsuya Nakadai、男性、1932年〈昭和7年〉12月13日 - )は、日本の俳優・演出家・歌手・ナレーター・声優。劇団俳優座出身。無名塾主宰。愛称︰モヤ 五社英雄『極彩色のエンターテイナー 総特集』河出書房新社〈KAWADE夢ムック〉、2014年 p.11-18 ISBN 978-4309978512。仕事所属。本名︰仲代 元久(なかだい もとひさ、Motohisa Nakadai)。

東京都目黒区出身。身長178cm、体重75kg、血液型はB型、星座はいて座番組表.Gガイド

概要

劇団俳優座出身で演劇・映画・テレビドラマで活動を続け、映画全盛期から斜陽時代以降までの映画界を支えてきた代表的俳優である。

出演映画が米国アカデミー賞と世界三大映画祭(カンヌ・ヴェネツィア・ベルリン)の全てで受賞しており、森雅之・山形勲と並び四冠を達成している。

来歴

生い立ち

東京府東京市目黒区(現・東京都目黒区)生まれ。4兄弟の長男。父親は茨城県の農家出身で京成電鉄のバス運転手。

父の転勤により千葉県津田沼に移るが、その後は、東京都世田谷区瀬田に移り、用賀の小学校に転校。

8歳のときに父親を結核で亡くし、やがて母親は港区青山の弁護士事務所に住み込みで働くようになり、青山の青南小学校に転校する。戦時中は母を青山に残したまま調布市仙川の大慈山永久院昌翁寺に疎開した。よくその際の不満を述べている。その後、その隣町の世田谷区千歳烏山に移った。

1945年(昭和20年)、東京都立北豊島工業学校に入学するが空襲が激しいため、ここを中退し、東京都立重機工業学校を卒業、敗戦を迎える。学制改革ののち、競馬場の切符売り、パチンコ屋などのアルバイトをしながら東京都立千歳高等学校定時制を卒業した。

俳優の道へ

高校卒業後、俳優座公演を観劇した際、千田是也の演技に感銘を受け、1952年(昭和27年)、俳優座養成所を受験して合格、養成所の第4期生として入所。この時の受験料は、競馬場でアルバイトをしていた時に出会い、仲代に俳優となることを薦めた人物が出したという。同期生には宇津井健佐藤慶佐藤允中谷一郎ら。なお、このうち佐藤允・仲代・中谷の3人は、後年岡本喜八監督作品の常連となった「喜八一家(ファミリー)」。同期生の中では、新東宝に入社した宇津井とのみ仕事上やや疎遠になったが、宇津井とは性格が違ったものの仲が良く、映画『七人の侍』では、ともに浪人役のエキストラとして共演している。仲代はバーで働きながら役者修業に励んだが、困窮する生活は変わらなかった。

養成所時代に『七人の侍』(1954年)で、セリフなしの浪人役を務めて映画デビュー。養成所から仕出しで派遣された数秒間のエキストラ出演、この作品で時代劇の歩き方ができなかった仲代は監督・黒澤明から「歩き方が変だ」と罵られ、ワンカットに朝の9時から午後3時までの半日がかりの撮影となってしまい、最終的に「いいや。OK」となった。

1955年(昭和30年)、養成所を卒業(前年既に初舞台)、準劇団員扱いで俳優座に入団した。同年9月の公演『幽霊』で、オスワル役に抜擢された。この『幽霊』を見た月丘夢路が映画監督の井上梅次に進言キネ旬ムック『オールタイム・ベスト映画遺産200 日本映画編』キネマ旬報社、2009年12月、205頁。。井上から依頼が舞い込み、映画『火の鳥』(1956年・日活)で月丘の相手役という大役を務め、映画でも本格デビューを果たし注目された。谷口千吉監督の映画『裸足の青春』では準主役で起用され、千葉泰樹監督の『大番』、『黒い河』(1957年)における冷酷なヤクザ・人斬りジョーの演技でも存在感を示す。

1957年(昭和32年)、俳優座所属の女優(まもなく演出家・脚本家に転身)・宮崎恭子と結婚。1958年、市川崑の『炎上』に出演。

主演俳優に

映画会社大手5社から、専属俳優にと望まれたが、舞台へのこだわりなどから、結局どの会社とも専属契約を締結せずフリーランスの道を歩み続けた。この背景もあって、五社協定に縛られることなく映画出演の機会に恵まれた。1959年(昭和34年)から1961年(昭和36年)まで六部で総上映時間が約10時間の『人間の條件』で主人公・役に起用される。撮影が1年半に及んだこの作品で、仲代は監督の小林正樹も感服する演技を見せると、小林からは「まさに天才。」とまで言われ、その後も、『切腹』(第36回キネマ旬報賞男優賞、第13回ブルーリボン賞男優主演賞)などの小林作品の主演で起用され、小林が監督を務めた、13作品に出演した。

東宝では三船敏郎に対抗できる敵役俳優として、『用心棒』(1961年)の監督・黒澤明から出演依頼を受ける。『七人の侍』出演時に黒澤から散々NGを出された記憶もあって「立派な役者になって、二度と黒澤組には出ない」と心に決めていた仲代は当初出演をきっぱりと固辞した。『悪い奴ほどよく眠る』でも黒澤は仲代にオファーを出していたが、スケジュールが合わないとの理由でオファーを断ったものの、黒澤本人に呼び出されて説得されたため出演することにし、残忍なヤクザを演じ、翌年の『椿三十郎』、1963年の『天国と地獄』でも起用された。

他映画では『鍵』(1959年)、『切腹』(1962年)、『怪談』(1964年)、『上意討ち 拝領妻始末』(1967年)などに出演した。1968年(昭和43年)にはイタリア映画『野獣暁に死す』に出演、アジア系ではなくメキシコ・インディアンの血を引くという設定のアメリカ人の悪役であった。1960年代には斜陽期となった映画界を支える新進の代表格とみなされるようになり、先述通り舞台俳優としても引き続き活躍、俳優座の看板俳優として演劇界にも地位を確立する。

1970年代には山崎豊子原作・山本薩夫監督の政財界もの映画『華麗なる一族』(1974年)で準主役を一人二役で、同じ原作・監督による『不毛地帯』(1976年)では主役を務めた。『白い巨塔』(1966年)の製作時にも山崎からオファーを受けていたが、舞台への出演と重なり、出演出来なかった。映画俳優としてはフリーを通しながらも東宝への出演が多く、会社別を基本として編纂されたグラビア叢書セット「戦後日本映画黄金時代」(日本ブックライブラリー1978)では「東宝の主役」の巻に収録されている。

1980年(昭和55年)の『影武者』で、監督・黒澤明との確執で降板した勝新太郎の代役として、急遽主役に抜擢され、同作はカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した。同年には『二百三高地』にも主演、乃木希典を演じた。

テレビドラマにおいては、1972年のNHK・大河ドラマ『新・平家物語』で平清盛を演じ、清盛が出家する後半では実際に剃髪している。その後の大河ドラマの出演は、1996年の『秀吉』で千利休を、2007年の『風林火山』では武田信虎というドラマ前半の重要な役を演じた。現代劇では、中国残留孤児となった子を探し続ける父親を演じた『大地の子』に出演するなど、幅広い役柄を演じている。

近年の活躍

2010年(平成22年)、久々の主演映画『春との旅』が公開され「日本映画はまだまだやれる」仲代達矢主演『春との旅』に絶賛 チケットぴあ 2010年5月25日、日本映画批評家大賞 ダイヤモンド大賞 荻昌弘賞、イタリアのAsian Film Festival Reggio Emilia 最優秀主演男優賞を受賞した。また黒澤明誕生100年にあたり、同年の『文藝春秋』7月号で、香川京子と対談した。

2015年(平成27年)、文化勲章を受章。同年には2本の映画に主演した。2017年には主演作『海辺のリア』が公開された千里浜海岸など石川県が舞台の映画『海辺のリア』主演の仲代達矢さんが来県 - 金沢日和劇場映画「海辺のリア」公開 - 金沢フィルムコミッション。

2020年(令和2年)、86歳にして主演映画『帰郷』が公開された。インタビューにおいて「もしかしたらこの映画が(自分の)最後の作品になるかもしれない」との発言を残している。

ギャラリー

Nakadai-Tatsuya-Miyazaki-Yasuko-1.png| 妻の宮崎恭子と仲代(1960年) Kinema-Junpo-1960-January-late-1.jpg|『キネマ旬報』1960年1月下旬号より Kinema-Junpo-1962-February-special-3.jpg|『人間の條件 第5部/第6部』(1961年) Kinema-Junpo-1961-April-special-1.jpg|『用心棒』(1961年) Kinema-Junpo-1963-February-Special-2.jpg|『切腹』(1962年) Kinema-Junpo-1964-February-Special-3.jpg|『天国と地獄』(1963年) Nakadai-Tatsuya-1.jpg|『股旅 三人やくざ』(1965年) Kinema-Junpo-1966-November-early-1.jpg|『殺人狂時代』(1967年) Nakadai.jpg|2009年3月

無名塾の創立

俳優座の看板俳優だった1975年(昭和50年)に、妻・宮崎恭子と共に無名塾を創立して後進の養成を開始した。1979年(昭和54年)には、俳優として縛られず活動したいとの理由で、俳優座を退団。以後は無名塾公演で、脚本・演出を妻に任せ、自分が出演する形で演劇を継続してきた。俳優座時代、また無名塾公演でも多くのシェイクスピア作品に主演した。

所属俳優・出身俳優には、映画・テレビドラマ・舞台で活躍している役所広司益岡徹若村麻由美赤間麻里子真木よう子内浦純一滝藤賢一村上新悟、松崎謙二、高川裕也、声楽家でありミュージカルなどを中心に活動している佐賀龍彦、演出家として活躍している石栗昌彦がいる。

役所広司(本名:橋本 広司)という芸名は、役所の前職が役所勤めだったことに加え、役どころが広くなることを祈念して仲代が命名した。役所のイントネーションについて、名付け親である仲代はの方を強めに発音していたが、役所本人としてはどちらでもよいと思っていると語った日本テレビ系列 スッキリ出演時(2022年2月3日)の本人談。また、神崎愛の「愛」という名前は芸名であり、名付け親は仲代である。神崎の「神」という字に合う名前は「愛」しかないというのが理由だという週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年2月22日号内「芸名由来記」。

家族

妻・宮崎恭子とは1955年(昭和30年)に舞台『森は生きている』の共演が縁で1957年(昭和32年)に結婚。宮崎が1962年(昭和37年)に死産してから夫婦に子がなかったため、宮崎の妹・宮崎総子(アナウンサー)の娘・奈緒を養女に迎えている。奈緒は仲代奈緒の名で歌手になった。1996年(平成8年)、宮崎を癌で失う。

脚本家で演出家だった宮崎没後、無名塾公演は演出家を招くか、時には仲代自身が演出を兼ねる形で続いている。弟はシャンソン歌手の仲代圭吾仲代圭吾 | ORICON NEWS

人物・エピソード

  • 温厚な性格で知られるが、若き日には共演者の三船敏郎「第二章 突進」(春日 2016, pp.35-128)、萬屋錦之介と酒を飲んで、演技論を戦わせた末にケンカした、という血気盛んな逸話を自ら語っている。丹波哲郎は「ケンカが強いのは仲代」と述べていた丹波哲郎・ダーティ工藤共著『大俳優 丹波哲郎』(ワイズ出版、2004年)。
  • 仲代は『大いなる幻影』は10回観たと話すジャン・ギャバンの大ファンであるが、1986年のギャバン主演リメイク作『道』でギャバン役を演じた。
  • 大河ドラマでは1995年の『八代将軍吉宗』の題字を書いた。何回も書き直して最後に納得がいったものをスタッフに渡したという。2007年の『風林火山』で武田信虎を演じたとき、映画『影武者』で晩年の武田信玄を演じたことを引き合いに出し、「こういった信玄像もあるのか」としきりに感心していた。
  • 2000年、『キネマ旬報』誌上の「映画館をいっぱいにしたマネーメイキング・スターは誰だ!」邦画篇では、渥美清西田敏行薬師丸ひろ子三國連太郎真田広之・高倉健に次いで第7位。
  • 勝プロ製作の映画にも出演しており、以降、勝新太郎とは親しくなった。しかし『影武者』の一件以来仲代達矢、市川崑監督「炎上」秘話語る 市川雷蔵、勝新太郎とのエピソードも 映画COM(2018年4月21日)、疎遠になったが、1996年、仲代の妻・恭子の葬儀に勝が訪れ、抱き合ったという。勝の『影武者』降板理由について仲代は「真相はわからない」としているが、映画評論家たちの「勝の方が良かったろうな」という声に対しては「勝さんが演じた『影武者』を見た訳じゃないだろう?」と俳優としてのプライドを覗かせた。その一方で「長谷川等伯が描いた武田信玄の肖像画は私のイメージじゃない」と外見に関しては勝に分があったことを認める発言もしている日本映画専門チャンネル 「仲代達矢の日本映画遺産 第五部 時代劇の現場」。
  • 黒澤明豊田四郎らの映画監督は、仲代のスケジュールが空くのを待ってでも出演してほしいとし、出演オファーしたという。
  • 東宝の俳優であった夏木陽介によれば、田中友幸は夏木や鶴田浩二堺左千夫、仲代などを自宅に招いてよく麻雀をやっていた。
  • 加山雄三とは盟友といえる仲。
  • 自叙伝『遺し書き』では、テレビ東京のドキュメンタリー番組『ネシアの旅人』で太平洋全域の島を訪れた。
  • 仲代はプロ野球では川上哲治が現役当時からの巨人軍ファンであることでも知られ、2017年6月13日の巨人 対 ソフトバンク(東京ドーム)戦では巨人軍V9の立役者であった長嶋茂雄王貞治が来場していた前で始球式を行い、「夢のよう(な一日)だ」と感激したという。

受賞・受章

  • 1955年
    • 新劇 新人演技賞(『幽霊』)
  • 1957年
    • 日本映画製作者協会 新人賞
    • エランドール賞 新人賞
  • 1961年
    • 第16回 毎日映画コンクール 男優主演賞(『人間の條件』、『永遠の人』)
    • NHK映画賞 主演男優賞(『人間の條件』)
  • 1962年
    • 第13回 ブルーリボン賞 主演男優賞(『切腹』)
    • 第36回 キネマ旬報賞 主演男優賞(『切腹』、『椿三十郎』)
  • 1969年
    • 京都市民映画祭 助演男優賞(『人斬り』)
  • 1971年
    • シシリア・タオルミナ映画祭賞
  • 1974年
    • 紀伊国屋演劇賞(『リチャード三世』、『友達』)
  • 1975年
    • 毎日芸術賞(『どん底』、『令嬢ジュリー』)
    • 芸術選奨文部大臣賞(『どん底』、『令嬢ジュリー』)
  • 1980年
    • 文化庁芸術祭賞 優秀賞(『ソルネス』)
    • 第35回 毎日映画コンクール 男優演技賞(『影武者』)
    • ゴールデン・アロー賞 大賞・映画賞
    • 第23回 ブルーリボン賞 主演男優賞(『影武者』、『二百三高地』)
  • 1981年
    • エランドール賞 特別賞
  • 1982年
    • マニラ映画祭 主演男優賞(『鬼龍院花子の生涯』)
  • 1983年
    • 第6回 日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『鬼龍院花子の生涯』)
  • 1986年
    • 第10回 日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『熱海殺人事件』、『道』)
  • 1992年
    • 日本シェイクスピア賞 男優賞
    • 芸術文化勲章「シュヴァリエ」
  • 1993年
    • 紀伊国屋演劇賞(『リチャード三世』)
  • 1995年
    • 第47回 NHK放送文化賞
    • 中島町名誉町民
  • 1996年
    • 紫綬褒章
  • 1999年
    • 第15回 東京都文化賞
    • モンブラン国際文化賞
  • 2000年
    • 坪内逍遙大賞
  • 2003年
    • 勲四等旭日小綬章
  • 2004年
    • 松尾芸能賞 大賞
  • 2005年
    • 文化庁芸術祭賞 大賞(『ドライビング・ミス・デイジー』)
  • 2006年
    • 読売演劇大賞 選考委員特別賞(『ドライビング・ミス・デイジー』)
  • 2007年
  • 2010年
    • 日本映画批評家大賞 ダイヤモンド大賞 荻昌弘賞(『春との旅』)
    • Asian Film Festival Reggio Emilia 最優秀主演男優賞
  • 2011年
    • 第28回 日本映画復興賞
  • 2012年
    • 世田谷区名誉区民
  • 2013年
    • 山路ふみ子映画賞 映画功労賞
    • 川喜多賞
    • 朝日賞
    • 第8回 大阪アジアン映画祭 スペシャル・メンション(『日本の悲劇』)
  • 2015年
  • 2016年
    • 第39回 日本アカデミー賞 協会栄誉賞
  • 2018年
    • 第32回 高崎映画祭 最優秀主演男優賞(『海辺のリア』)
    • 第25回 読売演劇大賞 芸術栄誉賞
  • 2019年
    • 第32回 東京国際映画祭 特別功労賞
  • 2021年
    • 第69回 菊池寛賞
  • 2024年
    • 名誉都民

役職

  • 能登演劇堂初代名誉館長(1995年)
  • 映画芸術科学アカデミー会員(2016年)

出演作品

太字は主演

演劇

公演年作品名演出上演団体備考
1954年(昭和29年)赤いランプ千田是也真船豊俳優座
若人よ蘇れ千田是也三島由紀夫俳優座
1955年(昭和30年)女村長アンナ千田是也フリードリヒ・ヴォルフ俳優座
馬どろぼう木村鈴吉バーナード・ショー俳優座
三ちゃんと梨枝島田安行田中千禾夫俳優座
森は生きている青山杉作マルシャーク俳優座
どれい狩り千田是也安部公房俳優座
幽霊大木靖ヘンリック・イプセン俳優座1956年にかけて公演
町人貴族田中千禾夫モリエール俳優座
1956年(昭和31年)死せる魂土方与志ニコライ・ゴーゴリ俳優座
阿部広次田中澄江俳優座
死水を下からとった話島田安行田中千禾夫俳優座
1957年(昭和32年)タルチュフ田中千禾夫モリエール俳優座
りこうなお嫁さん岩村久雄千田是也俳優座
1958年(昭和33年)令嬢ジュリー大木靖ストリンドベリ俳優座
1959年(昭和34年)愛と死の戯れ田中千禾夫ロマン・ロラン俳優座
1961年(昭和36年)黄色い波千田是也小山祐士俳優座
1962年(昭和37年)一度に二人の主人を持つと小沢栄太郎ゴルドーニ俳優座
1963年(昭和38年)ものみな歌で終わる千田是也花田清輝俳優座
1964年(昭和39年)ハムレット千田是也ウィリアム・シェイクスピア俳優座1965年にかけて公演
東海道四谷怪談小沢栄太郎鶴屋南北俳優座
1966年(昭和41年)アンナ・カレーニナ千田是也トルストイ俳優座
1967年(昭和42年)どれい狩り千田是也安部公房俳優座
1968年(昭和43年)紅塵阿部広次ショーン・オケーシー俳優座
東海道四谷怪談小沢栄太郎鶴屋南北俳優座
1970年(昭和45年)オセロ千田是也ウィリアム・シェイクスピア俳優座
1973年(昭和48年)愛の眼鏡は色ガラス安部公房安部公房安部公房スタジオ
1974年(昭和49年)リチャード三世増見利清ウィリアム・シェイクスピア俳優座
友達安部公房安部公房安部公房スタジオ
1975年(昭和50年)どん底増見利清マクシム・ゴーリキー俳優座1976年にかけて公演
令嬢ジュリー隆巴・関谷幸雄ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ俳優座
1977年(昭和52年)ジュリアス・シーザー増身利清ウィリアム・シェイクスピア俳優座
1978年(昭和53年)オイディプス王隆巴ソポクレス無名塾
1980年(昭和55年)ソルネス隆巴ヘンリック・イプセン無名塾
1981年(昭和56年)毒の華 マンドラゴラ隆巴ニッコロ・マキャヴェッリパルコ・仲代プロジェクト
1982年(昭和57年)マクベス隆巴ウィリアム・シェイクスピアパルコ・仲代プロジェクト
1985年(昭和60年)どん底隆巴マクシム・ゴーリキーパルコ・仲代プロジェクト
1986年(昭和61年)プァー・マーダラー 哀しき殺人者隆巴パヴェル・コホウトパルコ・無名塾
1987年(昭和62年)ルパン隆巴隆巴パルコ・無名塾
1988年(昭和63年)肝っ玉おっ母と子供たち隆巴ベルトルト・ブレヒトパルコ・無名塾
1990年(平成2年)シラノ・ド・ベルジュラック隆巴エドモン・ロスタン無名塾
1991年(平成3年)令嬢ジュリー隆巴ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ俳優座
1993年(平成5年)リチャード三世隆巴ウィリアム・シェイクスピア無名塾
1995年(平成7年)ソルネス隆巴ヘンリック・イプセン無名塾
1996年(平成8年)リチャード三世隆巴・林清人ウィリアム・シェイクスピア無名塾
1997年(平成9年)いのちぼうにふろう物語林清人山本周五郎無名塾劇作は隆巴
1998年(平成10年)愛は謎の変奏曲宮田慶子エリック=エマニュエル・シュミット松竹
1999年(平成11年)どん底林清人マクシム・ゴーリキー無名塾
2000年(平成12年)セールスマンの死林清人アーサー・ミラー無名塾
2001年(平成13年)ウィンザーの陽気な女房たち林清人ウィリアム・シェイクスピア無名塾
2002年(平成14年)セールスマンの死林清人アーサー・ミラー無名塾
2003年(平成15年)森は生きている仲代達矢サムイル・マルシャーク無名塾
2004年(平成16年)いのちぼうにふろう物語林清人山本周五郎無名塾劇作は隆巴
2005年(平成17年)ドライビング・ミス・デイジー丹野郁弓アルフレッド・ウーリー劇団民藝・無名塾2009年まで公演
2008年(平成20年)ドン・キホーテ丹野郁弓ミゲル・デ・セルバンテス無名塾上演台本は岡山矢
2010年(平成22年)ジョン・ガブリエルと呼ばれた男栗山民也ヘンリック・イプセンテレビ朝日
2011年(平成23年)炎の人鵜山仁三好十郎無名塾
2012年(平成24年)Hobson's Choice 〜ホブソンの婿選び〜丹野郁弓ハロルド・ブリッグハウス無名塾
2013年(平成25年)授業林清人ウージェーヌ・イヨネスコ無名塾
青ひげ公の城井上道義バラージュ・ベーラ東京芸術劇場オペラ
ロミオとジュリエット高瀬久男ウィリアム・シェイクスピア無名塾
2014年(平成26年)バリモア丹野郁弓ウィリアム・ルース無名塾2015年にかけて公演
2015年(平成27年)死の舞踏小林政広ヨハン・アウグスト・ストリンドベリメジャーリーグリーディング公演
おれたちは天使じゃない丹野郁弓アルベール・ユッソン無名塾脚本はサム&ベッラ・スピーワック2016年にかけて公演
2017年(平成29年)肝っ玉おっ母と子供たち隆巴ベルトルト・ブレヒト無名塾2018年にかけて公演
2019年(令和元年)ぺてん師 タルチュフ髙橋和男モリエール無名塾2019年〜2020年にかけて公演
2020年(令和2年)人間失格岡山矢太宰治無名塾2020年にかけて公演
2021年(令和3年)左の腕仲代達矢・岡山矢松本清張無名塾2021年〜2022年にかけて公演
2022年(令和4年)いのちぼうにふろう物語林清人山本周五郎無名塾劇作は隆巴
2023年(令和5年)バリモア丹野郁弓ウィリアム・ルース無名塾2023年3月16日〜3月23日にかけて公演

映画

1950年代

公開年作品名役名制作(配給)備考
1954年(昭和29年)七人の侍通りすがりの浪人(ノンクレジット)東宝映画デビュー作
1955年(昭和30年)浮草日記組合の青年 -
1956年(昭和31年)火の鳥長沼敬一日活
裸足の青春和田雄次東宝
サザエさんノリスケ東宝
おしどりの間安藤東宝
1957年(昭和32年)大番シリーズ新どん東宝
あらくれ木村東宝
ひかげの娘本橋東宝
続大番(風雲篇)新どん東宝
危険な英雄今村記者東宝
肌色の月滝二郎東宝
黒い河人斬りジョー松竹
続大番(怒涛篇)新どん東宝
サザエさんの青春ノリスケ東宝
1958年(昭和33年)乾杯!見合結婚笹田国彦東宝
母三人河上健作東宝
夜の波紋真崎松竹
結婚のすべて中山明東宝
ぶっつけ本番東宝
続大番(完結篇)新どん東宝
風流温泉日記島田和夫宝塚映画(東宝)
炎上戸刈大映
裸の太陽新どん東映ベルリン国際映画祭青少年向映画賞
1959年(昭和34年)人間の條件 第1・2部松竹主演
野獣死すべし伊達邦彦東宝主演
木村大映
銀座のお姐ちゃん田村京助東宝
暗夜行路東宝
人間の條件 第3・4部松竹主演

1960年代

公開年作品名役名制作(配給)備考
1960年(昭和35年)女が階段を上る時小松謙一東宝
娘・妻・母黒木信吾東宝
青い野獣黒木康彦東宝
みな殺しの歌より 拳銃よさらば!坪田東宝
1961年(昭和36年)人間の條件 第5・6部松竹主演・完結篇
用心棒卯之助東宝
妻として女として東宝
雲がちぎれる時ジェームス・キムラ松竹
永遠の人小清水平兵衛松竹
1962年(昭和37年)椿三十郎室戸半兵衛東宝
からみ合い古川菊夫松竹
お吟さま高山右近松竹
切腹津雲半四郎松竹主演
乳房を抱く娘たち賢一大映
1963年(昭和38年)憂愁平野巽魚次郎東宝
天国と地獄戸倉警部東宝
五十万人の遺産群司満宝塚映画(東宝)
白と黒浜野一郎東宝
みれん木下涼太東宝
女の歴史秋本隆東宝
1964年(昭和39年)ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗 - 東宝
蟻地獄作戦一色中尉宝塚映画(東宝)主演
怪談巳之吉東宝
1965年(昭和40年)最後の審判金井次郎|東宝
股旅 三人やくざ初雁の千太郎東映
四谷怪談民谷伊右衛門東宝主演
血と砂佐久間大尉東宝
1966年(昭和41年)五匹の紳士笈田松竹
大菩薩峠机竜之助宝塚映画(東宝)主演
他人の顔東宝主演
沈丁花金平教授東宝
1967年(昭和42年)殺人狂時代桔梗信治東宝主演
佐々木小次郎宮本武蔵東宝
上意討ち 拝領妻始末浅野帯刀東宝
ゴメスの名はゴメス 流砂坂本修松竹主演
旅路室伏雄一郎東宝
日本のいちばん長い日 - 東宝ナレーター
1968年(昭和43年)斬る源太東宝主演
連合艦隊司令長官 山本五十六 - 東宝ナレーター
肉弾 - ATGナレーター
野獣暁に死すJames El Fego東宝イタリア映画
1969年(昭和44年)御用金脇坂孫兵衛東宝
若者はゆく 続若者たち - 松竹ナレーター
栄光への5000キロ竹内正臣松竹
日本海大海戦明石大佐東宝
人斬り武市半平太東宝
地獄変絵師良秀東宝
天狗党仙太郎大映主演

1970年代

公開年作品名役名制作(配給)備考
1970年(昭和45年)蝦夷館の決闘本庄大膳亮東宝
幕末中岡慎太郎東宝
無頼漢片岡直次郎東宝主演
座頭市あばれ火祭り浪人ダイニチ
商魂一代 天下の暴れん坊吉田東洋東宝
1971年(昭和46年)暁の挑戦塚越松竹
激動の昭和史 沖縄決戦八原高級参謀東宝
出所祝い岩橋清治東宝主演
いのちぼうにふろう定七東宝主演
1973年(昭和48年)王将関根八段松竹
人間革命日蓮東宝
朝やけの詩作蔵東宝
哀しみのベラドンナ悪魔日本ヘラルド
1974年(昭和49年)華麗なる一族万俵鉄平・万俵敬介東宝
1975年(昭和50年)青春の門伊吹重蔵東宝
吶喊土方歳三ATG
吾輩は猫である珍野苦沙弥東宝主演
金環蝕星野康雄東宝主演
1976年(昭和51年)挽歌桂木節雄東宝
続・人間革命日蓮東宝
不毛地帯壱岐正東宝主演
1977年(昭和52年)姿三四郎矢野正五郎東宝
1978年(昭和53年)女王蜂大道寺銀造東宝
雲霧仁左衛門雲霧仁左衛門松竹主演
火の鳥ニニギ東宝
ブルークリスマス南一矢東宝
1979年(昭和54年)闇の狩人清右衛門東宝主演

1980・1990年代

公開年作品名役名制作(配給)備考
1980年(昭和55年)二百三高地乃木希典東映主演
影武者武田信玄東宝主演
1981年(昭和56年)日本の熱い日々 謀殺・下山事件矢代松竹
1982年(昭和57年)鬼龍院花子の生涯鬼龍院政五郎東映主演
遠野物語乙蔵日本ヘラルド
1983年(昭和58年)日本海大海戦 海ゆかば - 東映ナレーション
宇宙戦艦ヤマト 完結編 - 東映ナレーション
1984年(昭和59年)北の螢月潟剛史東映
1985年(昭和60年)一文字秀虎東宝・日本ヘラルド主演・フランスとの合作
食卓のない家鬼童子信之松竹富士主演
1986年(昭和61年)熱海殺人事件二階堂伝兵衛ジョイパックフィルム主演
田島精治東映
1987年(昭和62年)ハチ公物語上野秀次郎松竹富士主演
トリナクリア PORSCHE 959マサシ日本ヘラルド
1988年(昭和63年)優駿 ORACION和具平八郎東宝
アナザー・ウェイ ―D機関情報―島村東宝
1989年(平成元年)226杉山元松竹富士
戦場にかける橋2/クワイ河からの生還原田少佐日本ヘラルドイギリス映画
1991年(平成3年)フィレンツェの風に抱かれて坂崎東映
陽炎村井常次郎松竹
1992年(平成4年)豪姫古田織部松竹
遠き落日小林栄松竹
妖獣都市 〜香港魔界篇Gen Daishu - 香港映画
1993年(平成5年)子連れ狼 その小さき手に柳生烈堂松竹
月光の夏風間森介ヘラルド・エース
1994年(平成6年)第2回欽ちゃんのシネマジャック 〜蛍の光〜あやしげな客東宝
1995年(平成7年)EAST MEETS WEST勝麟太郎松竹
1996年(平成8年)宮澤賢治 その愛宮澤政次郎松竹
1999年(平成11年)金融腐蝕列島〔呪縛〕佐々木英明東映

2000年以降

公開年作品名役名 配給備考
2000年(平成12年)雨あがる辻月丹東宝
2002年(平成14年)助太刀屋助六片倉梅太郎東宝
白い犬とワルツを中本英助東映
陽はまた昇る松下幸之助東映
2003年(平成15年)阿修羅のごとく竹沢恒太郎東宝
2005年(平成17年)男たちの大和/YAMATO神尾克己東映
2006年(平成18年)犬神家の一族犬神佐兵衛東宝
2009年(平成21年)引き出しの中のラブレター速見恭三松竹
2010年(平成22年)春との旅中井忠男ティ・ジョイ、アスミック・エース主演
座頭市 THE LAST天道東宝
2012年(平成24年)フクシマ2011 被曝に晒された人々の記録 - ゴー・シネマ語り
毒とひまわり 名張毒ぶどう酒事件の半世紀 - 東風語り
ツナグ秋山定之東宝
2013年(平成25年)約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜奥西勝東海テレビ放送
日本の悲劇村井不二男太秦主演
書くことの重さ 作家 佐藤泰志 - 太秦語り
人類資金笹倉暢彦松竹
かぐや姫の物語炭焼きの老人東宝声の出演
2014年(平成26年)ジョバンニの島瀬能純平ワーナー・ブラザース映画声の出演
2015年(平成27年)仲代達矢「役者」を生きる - アークエンタテインメントドキュメンタリー
ゆずり葉の頃宮謙一郎パンドラ
NORIN TEN〜稲塚権次郎物語稲塚権次郎太秦
果し合い庄司佐之助日本映画放送主演時代劇専門チャンネルでも放映
2016年(平成28年)ふたりの死刑囚 - 東海テレビ放送語り
2017年(平成29年)海辺のリア桑畑兆吉東京テアトル主演
2018年(平成30年)返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す - アークエンタテインメント語り
ああ栄光は君に輝く - タキオンジャパン語り
眠る村 -東海テレビ放送ナレーション
2019年(令和元年)ある町の高い煙突関根兵馬Kムーブ
2020年(令和2年)帰郷 宇之吉 時代劇専門チャンネル主演時代劇専門チャンネルでも放映
2022年(令和4年)峠 最後のサムライ牧野忠恭(雪堂)松竹2020年に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になった
役者として生きる 無名塾第31期生の4人 - タキオンジャパンドキュメンタリー

テレビドラマ

  • 忠直卿行状記(1958年、日本テレビ) - 松平忠直
  • 仲代達矢アワー 加賀騒動(1964年、フジテレビ) - 大槻伝蔵
  • 仲代達矢アワー 荒野の素浪人(1965年、フジテレビ) - 峠九十郎
  • 戸田家の兄妹(1965年、フジテレビ) - 戸田進太郎
  • ゴメスの名はゴメス(1967年、フジテレビ) - 坂本修
  • 沓掛時次郎(1967年、フジテレビ) - 沓掛時次郎
  • 大河ドラマ(NHK総合)
    • 新・平家物語(1972年) - 平清盛
    • 秀吉(1996年) - 千利休
    • 風林火山(2007年) - 武田信虎
  • 木曜スペシャル 太平洋戦争秘話「緊急暗号電、祖国ヨ和平セヨ!」 - 欧州から愛をこめて(1975年、日本テレビ) - 勝村義朗  テレビ大賞優秀番組賞受賞作品
  • 野口英世伝 光は東方より 青春篇・風雲篇(1976年11月14日・11月21日、TBS) - 野口英世 「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社刊)1976年11月19日号より
  • 海は甦える(1977年、TBS) - 山本権兵衛  テレビ大賞優秀番組賞、エランドール賞特別賞受賞作品
  • 砂の器(1977年、フジテレビ) - 今西栄太郎
  • 昭和怪盗傳(1977年、土曜ワイド劇場) - 津田梅吉  ギャラクシー賞(選奨)受賞作品
  • 追いつめる(1978年、フジテレビ) - 志田司郎
  • 蒼き狼 成吉思汗の生涯(1980年、テレビ朝日) - 語り
  • 着ながし奉行 悪徳の巣にいどむ一匹侍(1981年、フジテレビ) - 望月小平太
  • 丹下左膳 剣風!百万両の壺(1982年、フジテレビ) - 丹下左馬介
  • 地獄の掟 闇の犯罪をめぐる影の証言(1982年、フジテレビ) - 幾造
  • 影狩り(1983年、フジテレビ) - 室戸十兵衛
  • 樅ノ木は残った(1983年、フジテレビ) - 原田甲斐
  • 太閤記(1987年、TBS) - ナレーション
  • 飢餓海峡(1988年、フジテレビ) - 弓坂刑事  放送文化基金賞受賞作品
  • 友よ静かに瞑れ(1989年、フジテレビ) - 新藤
  • 十三人の刺客(1990年、フジテレビ) - 島田新左衛門
  • ドラマ10 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙(1990年、NHK総合)
  • 荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻(1990年、NHK総合) - 荒木又右衛門
  • 戦艦大和(1990年、フジテレビ) - 伊藤整一
  • 忠臣蔵 風の巻・雲の巻(1991年、フジテレビ) - 大石内蔵助
  • 風車の浜吉捕物綴(1992年、フジテレビ) - 根津の浜吉
  • 清左衛門残日録(1993年、NHK総合) - 三屋清左衛門  文化庁芸術作品賞(第10話)、第20回放送文化基金賞奨励賞、第31回ギャラクシー賞・テレビ部門推奨、第2回橋田賞受賞作品
  • 五粒の真珠(1993年、毎日放送) - 御木本幸吉
  • 静かなる熱狂 イサム・ノグチと女優(1993年、札幌テレビ) - イサム・ノグチ
  • 大地の子(1995年、NHK総合) - 松本耕次  モンテカルロ・テレビ祭最優秀作品賞、文化庁芸術作品賞受賞作品
  • 松本清張スペシャル・霧の旗(1997年、フジテレビ) - 大塚欽三
  • 鏡は眠らない(1997年、NHK総合) - 大島恭一郎
  • 宮之原警部 こころの事件簿 京都高瀬川殺人事件(1998年、フジテレビ) - 宮之原昌幸
  • 袖振り合うも(2000年、NHK総合) - 岩男  文化庁芸術祭優秀賞、日本テレビ技術賞(録音)受賞作品
  • 女と愛とミステリー嘱託刑事・小山田昭平「旅路の果て」(2001年、テレビ東京) - 小山田昭平
  • 春が来た(2002年、NHK総合) - 太郎兵衛(甘利長門)
  • 世界の中心で、愛をさけぶ(2004年、TBSテレビ) - 松本謙太郎 (特別出演)
  • 大化改新(2005年、NHK総合) - 南淵請安
  • 望郷(2005年、NHK総合) - ナレーション
  • 星に願いを〜七畳間で生まれた410万の星〜(2005年、フジテレビ) - 若宮崇令
  • 新・人間交差点(2006年、NHK総合) - 寺島由次
  • 遠い国から来た男(2007年、TBS) - 津山雄作
  • ドラマWスペシャル 學(2012年、WOWOW) - 風間信一  2012年アジア・テレビジョン・アワード最優秀賞受賞作品
  • 約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜(2012年、東海テレビ) - 奥西勝  2012年東京ドラマアウォード・ローカル・ドラマ賞受賞作品
  • ドラマW 罪人の嘘(2014年、WOWOW) - 羽根田健之
  • 土曜ドラマ 破裂(2015年、NHK総合) - 倉木蓮太郎
  • 藤沢周平 新ドラマシリーズ 果し合い(2015年、BSスカパー!・時代劇専門チャンネル) - 庄司佐之助  ニューヨークフィルムフェスティバル・ドラマスペシャル部門金賞受賞作品
  • ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜(2016年、WOWOW)
  • 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲(2016年10月5日、テレビ東京) - 橘洋平
  • 返還交渉人 -いつか、沖縄を取り戻す-(2017年8月12日、NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • 帰郷(2020年、BSスカパー!・時代劇専門チャンネル) - 宇之吉

ラジオ

  • 闖入者(1955年、朝日放送) - ジロ
  • わが人生に乾杯! (NHKラジオ第1)
  • 夢源氏剣祭文(1995年11月13日 - 17日、NHKラジオ第1・FM ラジオ深夜便) - ナレーション

ドキュメンタリー

  • ステージドア(1997年10月5日、NHK教育) - 隆巴追悼公演を特集
  • クロサワ:ザ・ラスト・エンペラー(1999年) - ※ イギリスで放映された黒澤明についてのドキュメンタリー
  • テレビ東京開局35周年記念番組 仲代達矢・海を渡りて ネシアの旅人〜もうひとつの海のシルクロード(1999年、テレビ東京)
  • いのちの響(2000年、TBS)
  • 毒とひまわり〜名張毒ぶどう酒事件の半世紀〜(2010年、東海テレビ) - ナレーター
  • BS1スペシャル「仲代達矢 命と向き合う」(2017年12月9日、NHK BS1)
  • 眠る村〜名張毒ぶどう酒事件 57年目の真実〜(2018年、東海テレビ) - ナレーター
  • ファミリーヒストリー(2019年7月29日、NHK総合)
  • ETV特集「黒澤明が描いた『能の美』」(2023年4月8日、NHK Eテレ)

CM

  • シオノギ製薬 ポポンS・パンテーン
  • サントリー 白札
  • シチズン時計 シチズンエクシード
  • キリン・シーグラム エンブレム
  • 麒麟麦酒 キリンラガービール(1993年)
  • モランボン 生パック・ジャン(1998年)モランボン「ジャン」TVCM放映 日本食糧新聞、1998年7月15日
  • トヨタ自動車 クラウン ロイヤルシリーズ(1999年 - 2000年)
  • 厚生省(現:厚生労働省)広報 介護保険制度(2000年)
  • サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル(2010年 - 2011年、2014年)、、

揮毫

  • 大河ドラマ/八代将軍吉宗(1995年、NHK) - 題字

音楽

シングル

発売日タイトル作詞作曲編曲規格規格品番
テイチク
1958年1月A男の涙高月ことば村沢良介EP
B
1958年3月A青空のない男柴田忠男村沢良介塩瀬重雄EPC-4164
B東京の灯よさようなら
1958年6月A小雨の駐車場渋谷郁夫野崎真一伊藤恒久EP
B銀座ロックン大高ひさを村沢良介
CBS
1967年11月A拳銃のバラード訳:片桐和子Marcello Giombini森岡賢一郎EPLL-10045-JC
Bあなたのその手宮崎恭子森岡賢一郎

アルバム

発売日アルバムレーベル規格規格品番
1971年6月10日燃える男のバラード/長嶋茂雄その栄光のドキュメント※ ナレーション:仲代達矢、演奏者:服部克久A面# 江夏との思い出の対決場面他(熊谷商高との対戦他)# 大学時代の思い出(立教時代の猛練習,父親の死地)# 金田投手との対決# プロ入り初シーズンの思い出B面# 天覧試合,バッキーから受けた死球等の思い出# 日本シリーズの思い出# 45年シリーズ終了後の思い出# 長嶋茂雄讃歌日本コロムビアLPXMS-10501
1993年2月1日CDCOCA-10573

著書

  • 『役者 MEMO 1955-1980』 講談社、1980年/小池書院「道草文庫」、1997年
  • 『遺し書き 仲代達矢自伝』 主婦と生活社、2001年/中公文庫、2010年。改訂版
  • 『老化も進化』 講談社+α新書、2009年。聞き書
  • 『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』 聞き手 春日太一、PHP新書、2013年/文春文庫、2017年。改訂版
  • 『未完。』 KADOKAWA(角川書店)、2014年

エッセイ

  • 『からだひとつ ここまで来たからもう一歩』ハルメク、2018年

その他

注釈

出典

参考文献

関連項目

  • 宮崎恭子
  • 仲代奈緒
  • 劇団俳優座
    • 俳優座劇場
  • 無名塾
    • 無名塾出身の俳優一覧
  • 仕事
  • 能登演劇堂
  • 東京都出身の人物一覧
  • 日本の男優一覧
  • 大沢悠里 - TBSの仲代達矢を自称していた時期がある。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/28 08:16 UTC (変更履歴
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