でんでん
渥美清に憧れ、高校卒業後に福岡県から上京。30歳の時に出演した人気TV番組「お笑いスター誕生!!」をきっかけに、お笑い芸人として芸能界入りした。1981年、森田芳光監督作「の・ようなもの」で映画デビューし、役者に転向。95年に演出家の水谷龍二、ラサール石井、小宮孝泰らと演劇ユニット「星屑の会」を結成する。以降、「ある晴れた日の自衛隊」シリーズ(94~99年)、「星屑の町」シリーズ(94~08年)など、多くの水谷作品に出演するとともに、映画、舞台、TVドラマと幅広く活躍。2011年には、園子温監督作「冷たい熱帯魚」で殺人者役を演じ、第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した。そのほか近年では「ヒミズ」(12)、「の・ようなもの のようなもの」(16)、「クソ野郎と美しき世界」(18)、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」(19)、「星屑の町」(20)など、メジャーからインディペンデントまで幅広く、数多くの作品で活躍している。