デクスター・フレッチャー

10歳のとき、映画「ダウンタウン物語」（76）で子役としてデビュー。その後映画「エレファントマン」（80）、「ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ」（98）、「レイヤー・ケーキ」（04）、「キック・アス」（10）等に出演。「ワイルド・ビル」（11・日本劇場未公開）で監督デビューを果たし、16年には、主演にタロン・エガートンとヒュー・ジャックマンを迎えた映画「イーグル・ジャンプ」（16・日本劇場未公開）を手がけた。18年、社会現象にもなった大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」では、製作途中で解雇されたブライアン・シンガーの後を任され、残された撮影と仕上げを監督して映画を完成させる。規定上、同作の監督はシンガーのみになっており、フレッチャーは製作総指揮としてクレジットされた。翌年には、再びエガートンを主演に迎えてエルトン・ジョンの伝記的映画「ロケットマン」（19）を監督した。