月川翔
東京芸術大学大学院映像研究科の黒沢清・北野武ゼミ1期生として、在学中に4作品を制作する。2011年、「きっかけはYOU!」で長編映画監督デビュー。短編映画「グッドカミング トオルとネコ、たまに猫」(12)で、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012」のミュージックShort部門シネマティックアワード・優秀賞を受賞する。その後、TVドラマ「みんな!エスパーだよ!」(13)や「太鼓持ちの達人 正しい××のほめ方」(15)などの演出を手がける一方で、CMやミュージックビデオでもメガホンをとる。16年からは長編映画の監督が中心となり、青春映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」「君と100回目の恋」を手がけ、翌17年の実写映画版「君の膵臓をたべたい」が興収30億円突破の大ヒットを記録。18年には「となりの怪物くん」「センセイ君主」「響 HIBIKI」と3本の監督作が公開された。