ジョン・ルーリー
米ミネソタ州ミネアポリス出身。1978年、弟のエバンとともにジャズバンド「ラウンジ・リザーズ」を結成し、 その後20年バンド活動を続ける。ジム・ジャームッシュ監督の長編第1作「パーマネント・バケーション」(80)でジャームッシュとともに音楽を手がけつつ主演のひとりも務め、以降はジャームッシュ組の常連となり「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(84)や「ダウン・バイ・ロー」(86)でも音楽と主演を兼ね、「ミステリー・トレイン」(89)でも音楽を手がけた。
またこの頃、ヴィム・ヴェンダース監督作「パリ、テキサス」(84)にも出演。サウンドトラックを手がけた「ゲット・ショーティ」(95)でグラミー賞にノミネートされた。
他、音楽を手がけた映画に「ヴァラエティ」(83)、「のら猫の日記」(96)、作家ポール・オースターの単独監督デビュー作「ルル・オン・ザ・ブリッジ」(98)など。自ら映画やTVドラマの監督も手がけるほか、画家としても活躍している。