ジョン・マクティアナン
米ニューヨーク州オールバニー出身。ジュリアード音楽院で学んだ後、アメリカン・フィルム・インスティチュートを1975年に卒業する。ピアース・ブロスナンの初主演作となった「ノーマッズ」(86)で長編監督・脚本デビュー。評判は芳しくなかったが、同作に光るものを見いだしたアーノルド・シュワルツェネッガーによって「プレデター」(87)の監督に抜てきされ、同作を大ヒットに導く。続く「ダイ・ハード」(88)も低予算にも関わらず世界中で大ヒットを記録。主演のブルース・ウィリスにとって代表作となり、アクション映画やクリスマス映画の金字塔にもなった。同作は全5作のシリーズ作品となり、マクティアナンは第3作「ダイ・ハード3」(95)でもメガホンをとった。その他の監督作に「レッド・オクトーバーを追え!」(90)、「シュワルツェネッガー ラスト・アクション・ヒーロー」(93)、ブロスナンと再びタッグを組んだ「トーマス・クラウン・アフェアー」(99)、「閉ざされた森」(03)など。