ジェレミー・アイアンズ
英ブリストル・オールド・ビック・シアター・スクール出身。舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、ミュージカル「ゴスペル」(71)で脚光を浴びる。以降、演劇やTVで活躍し、80年の「ニジンスキー」でスクリーンデビュー。TVミニシリーズ「華麗なる貴族」(81)での演技が高く評価され、84年にはブロードウェイデビューも果たした。映画「戦慄の絆」(86)では双子の兄弟を1人2役で好演しニューヨーク批評家協会賞の主演男優賞などを受賞、「運命の逆転」(90)では妻を植物状態にした罪で訴えられた貴族を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した。その後、ディズニー長編アニメ「ライオン・キング」(94)では邪悪な叔父スカーの声を担当、人気シリーズ「ダイ・ハード3」(95)では悪役を演じた。その他の出演作に「仮面の男」(98)、「インランド・エンパイア」(06)、「マージン・コール」(11)など。歴史ドラマ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」(11~13)では主演を務める。妻は、映画「Waterland(原題)」やシェイクスピア劇で共演した女優のシニード・キューザック。次男マックス・アイアンズも俳優。