白川和子
跡見学園女子大学在学中に劇団「赤と黒」に入団。男性向け週刊誌「平凡パンチ」でセミヌードを披露したのをきっかけにピンク映画の世界に入り、5年間で200本ほどの作品に出演する。71年、にっかつロマンポルノ第1弾「団地妻 昼下りの情事」に出演。以降、「団地妻」シリーズをはじめとする20本近くの作品に出演し、“ロマンポルノの女王”と称されるが、73年に惜しまれながらも引退。3年後、映画「青春の殺人者」で女優復帰を果たし、「毎度おさわがせします」(85~86)、「白線流し」(96)といったTVドラマにも出演する。近年の映画作品に「バタアシ金魚」(90)、「大阪ハムレット」(08)、「デンデラ」(11)など。