塩屋俊
80年にTVドラマ「離婚ともだち」で俳優としてデビューし、NHK連続テレビ小説「おしん」(83)にも出演。90年のオーストラリア映画「アンボンで何が裁かれたか」で映画デビューし、日本軍中尉役を熱演した。この演技が高く評価され、ハリウッド映画「ミスター・ベースボール」(92)に高倉健とともに出演する。99年には「6週間 プライヴェートモーメント」で監督業にも進出し、以降「ビートキッズ」(04)、「0(ゼロ)からの風」(06)、「きみに届く声」(08)、「ふたたび swing me again」(10)、「種まく旅人 みのりの茶」(11)でメガホンをとった。アクターズクリニックを主宰し、後進の育成にも力を入れる。13年6月5日、舞台稽古中に倒れ、搬送先の病院で急性大動脈解離のため急逝。56歳だった。