サモ・ハン・キンポー
香港出身。10歳から中国戯劇学院で京劇や武道の稽古を積み、選抜グループ「七小福」のリーダーとしてナイトクラブや舞台に出演する。12歳で映画に初出演。「燃えよドラゴン」(73)のブルース・リーのスパーリング相手役で注目を集め、監督・主演を務めた「燃えよデブゴン」(78)でカンフーコメディのスターの地位を確立。「ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー」(81)やジャッキー・チェン主演作「スパルタンX」(84)などで監督と出演を兼ね、香港アクションの立役者として活躍する。人気ヒーローシリーズ第6弾「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲」(96) では監督とアクション監督を兼ね、TVシリーズ「L.A.大捜査線 マーシャル・ロー」(98~00)では主演を務めた。ブルース・リーの師イップ・マンの生涯を描いた「イップ・マン 序章」(08)や「SPL 狼たちの処刑台」(17)でアクション監督を手がけるなど、精力的に活躍を続けている。