トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

劇場公開日:2025年1月17日

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

解説・あらすじ

黒社会が覇権を争う九龍城砦で男たちが繰り広げる死闘を描き、香港で大ヒットを記録したアクション映画。

1980年代。香港に密入国した青年チャンは、黒社会のルールを拒んで己の道を選んだために組織から目をつけられてしまう。追い詰められた彼は運命に導かれるように、黒社会に生きる者たちの野望が渦巻く九龍城砦に逃げ込み、そこで出会った3人の仲間たちと深い友情を育んでいく。しかし九龍城砦を巻き込む抗争は激化の一途をたどり、チャンたちはそれぞれの信念を胸に命をかけた戦いに身を投じる。

「SPL 狼たちの処刑台」のルイス・クーが主演を務め、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンら豪華キャストが集結。「ドラゴン×マッハ!」のソイ・チェン監督がメガホンをとり、5000万香港ドル(約9億円)をかけて制作した九龍城砦のセットで撮影。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がアクション監督を務め、「イップ・マン」シリーズの川井憲次が音楽を手がけた。

2024年製作/125分/PG12/香港
原題または英題:九龍城寨之圍城 Twilight of the Warriors: Walled In
配給:クロックワークス
劇場公開日:2025年1月17日

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映画レビュー

3.5 新たな「ねじ伏せ系映画」の誕生

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

アクションだけの映画だが、「振り切り方」が尋常じゃなく、最後まで一気に持っていかれた。「RRRっぽい」という誰かの感想に思わず膝を打つ。圧倒的パワーでねじ伏せてくる感じが、まさに。
最後まで振り切ること、やり切ることで成立するものってあるんだな、と痛感。

太った大親分意外に強かったんだな、と感心していたら本当にサモ・ハン・キンポーじゃないか!!そりゃ強いわ。いやあ、久々に観れて嬉しい!
めちゃくちゃ強いグラサンのラスボスは坂口憲二に似てた。(坂口憲二じゃないよね笑)
4人組のバイク操るイケメンも誰かに似てるのだが、、名前がでてこない。
剣使いの彼は、岡村靖幸や尾崎豊みたい。髪型のせいだろな笑

日本の歌謡曲。荻野目洋子、モニカ!!

ドラゴンボールと同じく、強さのインフレをどう陳腐化させずに自然に見せるかが難しいね。

RRRと同じく映画館で観るべき映画!重低音の響きが、身体ごと揺さぶってきて心地よい。

※削除シーンは蛇足以外の何物でもなかった。見せられないから削ったんだろ?そんなもの見せんなよ!

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momokichi

4.0 アクション映画と言ったらの座は譲らないぜという気迫を感じた

2025年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

世界各国様々なアクション映画が生まれて、アクション映画のレベルはどんどん上がっていっている。
アクション映画といえば香港というイメージも薄れてきていた昨今、ここら辺でもう一度わからせてやるかとばかりにやってきてくれました。これぞ香港のアクション映画の本気!痺れた!

次から次へと様々な武器や場所で繰り広げられるアクションシーンに、瞬きと息を吸うのを忘れて没頭してしまった。もう肉眼じゃ追いきれない。時々没頭しすぎて「痛っ!!」とか思わず声を出さずに口パクしたり「ぎゃー!!」と脳内で叫んだり、全く戦ってないくせにゼェゼェしている自分がいた。

アクションも素晴らしかったけど、同じくらい美術関連も素晴らしかった!つい先日、NHKでやっていた香港の歴史のドキュメンタリー番組を見て、実際の九龍城砦の映像や生活などを見た後だったこともあり(それよりはまだ衛生的だったけど)九龍城セットの作り込みは圧巻だった。九龍城ファンは堪らないんじゃないかな?

ストーリーもバトルものや裏社会ものの少年漫画の見どころ要素集めましたという感じで、孤独からの仲間からの挫折からのリベンジマッチ。シンプル!わかりやすい!でもそれが良い!
敵が道場の余地無しでちゃんとクズなのも良い。そして勝てるのか?と不安になるぐらいちゃんと敵が強いのも良い。気功出てきた時は、香港アクション見てるぜぇーという気持ちになってそれも良い。

金曜の夜に見たけれど、ほぼ満席だったことに驚いた。評価が高いのも頷ける。
アドレナリンが止まらなくなる香港の本気を見た作品だった。

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AZU

4.0 生活感の描写がいい

2025年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

九龍城砦の再現がまず非常に見ごたえがある。内部がすごく狭くて入り組んでいる構造を巧みに活用したアクションシークエンスはめっぽう面白いし、キャラクターもすごく立っている。だけど、僕が何より惹かれたのは、九龍城砦の生活感が丁寧に描かれていたところ。所狭しと色んなお店があの狭い空間に雑多に並んでいて、人々がエネルギッシュに仕事したり、御飯食べたり、テレビを見て盛り上がっている様がすごくいい。地に足の着いた生活の匂いがすごく漂ってくる作品なのだ。
この生活感が描けていないと、アクションも映えない。男たちが何を守ろうとして戦うのか、何を大切に思っているのかが伝わりにくくなってしまうからだ。この映画を観ると、確かにこの建物が、かなり危険そうに見えるけど、ここにしかない独特の何かがあって、それは何物にも代えがたい魅力を放っている。
それはノスタルジーも働いているのだろうけど、この生活感の匂いは、現代から減りつつある何かでもあって、すごく惹かれるのだ。

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杉本穂高

3.0 香港電影天国

2025年11月13日
iPhoneアプリから投稿

・ボス兄貴たち、地位も人望もあるプラス、物理的にも強いっていう一粒で二度おいしい設定
・サモハン兄貴以外は知らない俳優さんだったのもあり、主演の人がだんだん三島由紀夫に見えてくる。
・男と男の感情のもつれ、義兄弟もの、とBL不可避なホモソーシャル世界だが、性暴力マターがないのは清々しい。
・物理法則に反したアクションを繰り広げるのを見ていると、人間というより香港映画人間というべきだし、この作品自体が往年の香港映画へのオマージュ、つまり香港映画映画なんじゃなかろうか。ニューシネマパラダイス的な
・個人的には世を席巻していた頃の香港映画にそれほど思い入れがないため、正直この作品の熱狂にはついてけてない
・しかし九龍に翻弄される香港を仮託して、香港映画の輝かしい時代、その後の暗闇の訪れまでをも象徴させている?と思うと、だいぶやるせないものがある。
・邦題はトワイライト・ウォリアーズだけど元はトワイライト「オブ」ウォリアーズ。「男たちの挽歌」的な?

あとは当時の享楽的な日本の幻影がうっすら出てくる。泡が弾けた後、90年代に九龍城を日本に輸入した「スワロウテイル」なんて映画がヒットしたりもした。
ただし、そこで扱われた問題(不景気、見えない排他性、入管の非人道性など)は30年後の今、どれも何ひとつとして解決していないのでしたー

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ipxqi

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