佐藤浩市
父は俳優の三國連太郎。多摩芸術学園映画学科に在学中の1980年、NHKドラマ「続・続事件 月の景色」で俳優デビュー。映画「青春の門」(81)でブルーリボン賞新人賞を受賞し、続編「青春の門 自立篇」(82)で映画初主演を務める。以降、映画やTVドラマへの出演を重ね、「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(94)、「64 ロクヨン 前編」(16)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。「ホワイトアウト」(00)、「壬生義士伝」(02)では同最優秀助演男優賞に輝いている。父・三國とは「人間の約束」(86)、「美味しんぼ」(96)、「大鹿村騒動記」(11)で共演。また「花戦さ」(17)ではかつて三國も演じた千利休役を演じた。私生活では20代で結婚し1児をもうけたが離婚。93年に再婚した舞台女優の広田亜矢子との間に誕生した長男・寛一郎は17年に俳優デビューを果たした。